Appleは、大きな10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載したオールスクリーンのデザインの新しいiPadを発表した。
新iPadは、これまで以上に高速なパフォーマンスと驚異的な電力効率を実現するA14 Bionicを搭載し、負荷の高い作業をこなしながらも、一日中使えるバッテリー駆動時間を提供するという。
アップデートされたカメラには、より良いビデオ通話体験のためにiPadの横の縁に配置された超広角12MPフロントカメラと、シャープで鮮明な写真や4Kビデオを撮影できるアップデートされた12MPバックカメラが含まれている。
また、USB-Cポートは幅広いアクセサリに対応し、Wi-Fi 6がさらに高速な接続を実現し、Cellularモデルは超高速5Gに対応するため、ユーザーは外出先でもつながり続けることができるとしている。
新iPadのために設計された新しいMagic Keyboard Folioは、素晴らしいタイピング体験、どこでもクリックできるトラックパッド、2つのパーツに分かれる万能なデザインが特長。
iPadOS 16とApple Pencil(第1世代)への対応により、iPadは創造性や生産性を発揮するためのより多くの方法をユーザーに提供するとのことだ。
新iPadは、米国を含む28の国と地域で、10月19日からとApple StoreサイトとApple Storeアプリケーションで注文できるようになり、10月26日から販売を開始。
価格は、Wi-Fiモデルが68,800円(税込)から、Wi-Fi + Cellularモデルが92,800円(税込)から。なお、新iPadは64GBおよび256GBの構成と、ブルー、ピンク、イエロー、シルバーの4つ色展開となっている。
新iPadの発売にあたり、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、グレッグ・ジョズウィアック氏は次のように述べた。
「完全に再設計されたiPadによって、これまでで最も先進的なiPadのラインナップが実現したことを大変嬉しく思っています。大きな10.9インチLiquid Retinaディスプレイ、パワフルなA14 Bionicチップ、史上初の横向きのフロントカメラ、高速ワイヤレス接続、USB-Cを搭載し、新しいMagic Keyboard Folioのような素晴らしいアクセサリに対応する新しいiPadは、より高い価値を提供し、より万能で、より楽しくなっています」