パルグループ、奈良県下市町で地方創生プロジェクトをスタート 廃校予定の下市南小学校を利活用し融合型商業施設としてリニューアル
3COINS、CIAOPANIC、Kastane等のブランドを運営するパルグループホールディングスは、奈良県吉野郡下市町で2023年3月に廃校となる下市南小学校の利活用を行うと発表した。
＜衣食住遊働学＞の融合型商業施設としてリニューアルし、町全体の活性化へ貢献していくとのことだ。
下市町は年間約100人のペースで人口減が進んでおり、特に次世代の町を創り支えていく若い世代の転出や移住者の伸び悩みが課題となっている。
同社は、町役場を始め、関連する団体や地元の企業、町民とタウンミーティングを重ね、町の目指す姿についてヒアリングやディスカッションを進めているという。
町が直面している課題に一緒に取り組んでいくため、地元の人に楽しんでもらえる賑わいの場となる商業施設や関係人口の増加を期待した観光の目的地となるシンボル施設創りを企画しているとのことだ。
新たなライフスタイルの提案を体験できる衣食住遊働学の融合商業施設を、関西・奈良を拠点に活動しているクリエイター・職人と創り上げていく予定だとし、その過程で、地元の人や企業、そして町全体の活性化に貢献していくとしている。
地方創生という大きなプロジェクトは、同社の強みである多様なブランドの企画力や小売業のノウハウを活かし、全社を挙げて推進していくとのことだ。