テスティーは2018年11月28日、MMDLaboが運営するMMD研究所と共同で、12歳から18歳のスマートフォンを所有する中学生、高校生の男女6,958人を対象に「中高生のスマートフォン利用状況調査」を実施した。
それによると、中高生が利用しているスマートフォンは、iPhoneが74.2%、Androidが21.9%だった。女子高校生は84.9%がiPhoneを利用していることがわかった。また、17.8%がフリマやネットオークションなどで金を稼いだ経験があるという結果となった。
iPhoneの利用率はAndroidの利用率の約3.4倍に
まず、全員にメインで利用しているスマートフォンについて聞いたところ、「iPhone」が74.2%、「Android」が21.9%と、iPhoneの利用率はAndroidの利用率の約3.4倍という結果になった。
これを性別、学生区分別にみてみると、男子中学生は「iPhone」が50%、「Android」が43.8%、女子中学生は「iPhone」が73.7%、「Android」が20.5%、男子高校生は「iPhone」が67.2%、「Android」が31.4%、女子高校生は「iPhone」が84.9%、「Android」が13.8%となった。
中学生、高校生ともに、男性よりも女性の方がiPhoneの利用割合が高いことがわかったという。
また、全員を対象に、無料で利用しているアプリやサービスについて聞いたところ(複数回答可)、利用上位3コンテンツは「SNSやLINE」が91.8%、「カメラ、画像加工」が86.3%、「音楽」が82.1%となった。
これを性別・学生区分別にみてみると、男子中学生と男子校高校生は「ゲーム」の利用率がもっとも高く、女子中学生と女子高校生は「SNSやLINE」の利用率がもっとも高かったという。
さらに、現在無料で利用しているデジタルコンテンツが有料化したらどうするか聞いたところ、83.2%の中高生が「他の無料のコンテンツを探す」と回答し、13.9%の中高生が「有料になっても値段や内容によっては利用を検討する」と回答した。
「その他」の自由回答では、『そのアプリを消す(14歳・女子中学生)』『親に相談する(16歳・男子高校生)』『払える値段なら利用するが払えない値段なら利用しない(17歳・女子高校生)』『そのアプリを低評価する(15歳・男子中学生)』という意見があがっていたという。
17.8%がフリマやネットオークションなどへの出店経験あり
次にフリマアプリやネットオークションなどで商品を販売してお金を稼いだ経験があるか聞いたところ、17.8%が「ある」と回答した。
稼いだことがあると回答した1,239人に対して、1カ月に稼いだ最高金額を聞くと、もっとも多かったのは「1,000円未満」で36.6%、項目中でもっとも大きい金額である「10,000円以上」は11.1%という結果になった。
また、AmazonのギフトコードやLINEのポイント交換などを除き、電子マネーや現金で有料デジタルコンテンツを購入したことがあるか聞いたところ、購入経験が「ある」と回答した人は14.0%、「ない」と回答した人は86.0%となった。
<参照元>
「TesTee×MMD Labo共同調査>テスティー、2018年中高生のスマートフォン利用状況調査結果を公開」より
img:PRTIMES