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令和トラベルの調査研究機関 令和トラベル研究所は、9月7日より日本の入国規制が緩和されることを受け、最新情報を盛り込んだ「リベンジ海外旅行 攻略ランキング」を新たに発表した。
■リベンジ海外旅行攻略ランキング
第1位:タイ
1位はタイ。人気の渡航先には、大都会でありながら寺院巡りなども楽しめるバンコクや遺跡の街アユタヤ、そして美しいビーチリゾート地であるプーケットなどがある。
タイはこれまで入国に際する事前申請やコロナ治療費等を含む医療保険への加入を求めていたが、7月からこれらを廃止。有効なワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査は不要となっている。
日本と比べて物価も低く、ここ数年での物価上昇率も抑えられており、さらに円安影響も限定的で、おトクに現地滞在を楽しむことができるとのことだ。まだ観光客の戻りは少ないものの、マスクの着用義務が撤廃されているため、マスクを気にせず観光することができる。
第2位:ハワイ(同率)
2位はハワイ。早くから入国規制の緩和を進めており、現在はワクチン2回接種で、入国時のPCR検査は不要。マスク規制もなく、マスクフリーの滞在を楽しむことできる。
観光客のハワイでの消費額については、コロナ前の水準にまで回復しているというデータもあり、夏休みシーズンには、日本からの渡航も徐々に戻り、現地も活気が戻ってきているという。しかし、観光客の利用が多いショッピングセンターや一部レストランなどは閉鎖中のところもあり、完全回復とまではいっていない状況とのことだ。
第2位:韓国(同率)
コロナ禍のステイホームで「第4次韓流ブーム」が起き、エンタメにも熱視線が集まる韓国が、今回ハワイと同率の2位に。韓国側の入国規制緩和が大きな要因となっている。
観光ビザ不要措置が、10月末まで延長されることが決定し、さらに韓国入国前のPCR検査も不要となり、一気に渡航しやすくなった。(韓国入国後のPCR検査は残っている。)
燃油高影響、円安影響も小さく、費用面ではコロナ前と近い水準で渡航・滞在することが可能。しかし、現地はまだ訪問者数回復は進んでおらず、これまで日本人含む外国人観光客に人気だった明洞や東大門エリアは閉店・休業が目立つ状況に。一方で、弘大や江南、梨泰院など、新エリアに注目が集まっているとのことだ。
第4位:フランス(同率)
ヨーロッパの中から、トップ5にランクインしたのはフランス。おしゃれな街の代表格パリ、ワイナリー巡りを楽しめるブルゴーニュ、リゾート地として人気の南仏(プロヴァンスやコート・ダジュール)と、人気観光地が目白押しで、魅力的な渡航先となっている。
第4位:マレーシア(同率)
同率の4位には、東南アジアからマレーシアがランクイン。都会の観光を楽しめるクアラルンプールやペナン島、ランカウイ諸島等の美しい島々が人気。
タイ同様、有効なワクチン接種証明書があれば入国時のPCR検査は不要で、やや円安影響を受けているが、もともとの物価水準はタイよりさらに低く、物価上昇率も調査対象国の中で最低水準のため、現地滞在を抑えられる点が魅力とのことだ。
■ランキングの算出方法
①調査対象国・エリア
前回同様、まず日本人渡航者数上位20の国・エリアをピックアップ。その上で観光入国がまだ認められていない中国と台湾を対象から除いた18の国を対象としている。
②6つの指標
令和トラベル『9/7〜日本入国規制緩和!リベンジ海外旅行 攻略ランキング』