令和トラベルは、韓国政府の入国前PCR検査廃止発表直前のタイミングにあわせ独自にアンケート調査を実施し、新しい韓国旅行に対する最新の意向状況を発表した。

調査の結果、いつ行くかに関わらず全体の約7〜8割の人が「韓国旅行に行きたい」と考えていることが判明。このほか4つの問いを含めた計5つの質問項目をもとに、いま韓国旅行でしたいこと、そう思ったきっかけなど「あたらしい韓国旅行」のかたちを解明している。

韓国旅行意向調査

■調査結果

韓国旅行について、今すぐ行きたいという人は32.7%となり、検討していないという人が22.9%、PCR検査などの渡航条件に変更があったらという人が26.9%、コロナ禍が終わったらという人が17.5%という結果となった。

いつ行くかには関わらず8割弱の人は韓国旅行に行きたいと考えていることが分かり、PCR検査などの渡航条件やコロナ禍の収束を判断軸にしている人も多いことから、今回の出入国規制の緩和によって、動向が大きく動く可能性もあると同社は考察している。

韓国旅行について

韓国に行きたいと回答した人への「韓国に行くなら誰と行きたいか」を追加質問したところ、ひとり旅が16.0%、友人や恋人(2人)が57.4%、グループ(3人以上)が11.5%、家族が15.1%という結果に。

現在の韓国旅行では、入国後のPCR検査で陽性になってしまった場合に現地での隔離や滞在延期を余儀なくされるなどのリスクが伴い、共に行動する人数が増えれば増えるほどこのリスクは高まるため、少人数での旅行を検討する人が多いのではないかと同社は予測している。

中でも、友人や恋人(2人)が全体の約4割を占めていることが、現在の韓国旅行における特徴と言えるとのことだ。

韓国に行くなら誰と行きたいか

「韓国で一番何をしたいか」について、グルメが48.3%、ショッピング・美容が33.8%、観光が10.3%、推し活が7.6%という結果となった。グルメが全体の約半数を占め、強い需要があることがわかる。

またショッピング・美容についても3割以上の回答があり、コスメやファッションを筆頭とする近年の韓国ブームと関連があるのではないかと予測される。

韓国で一番何をしたいか

「韓国旅行を予約する場合不安な点は何か」については、出入国手続きが68.3%、休みが取れるかが11.2%、周りの目と金銭面が同率で10.3%となり、出入国手続きが他の項目に大きな差をつけ全体の7割近くを占めた。

他の項目は1割程度である点からも、現在の韓国旅行における最大の不安要素は、PCR検査やビザの取得といった出入国手続きであると予想。

こういった手続きは煩雑なものも多く、韓国旅行を阻む壁として私たちの前に大きく立ちはだかっているが、今回の韓国・日本政府の規制緩和により渡韓のハードルが少し低くなったことを考慮すると、今後の動きにも影響があるのではないかと同社は推測している。

韓国旅行を予約する場合不安な点は何か

「韓国に行きたいと思ったきっかけ」についての調査では、以前行ったことがあるが39.7%、距離が近いが36.1%、エンタメ(ドラマやアイドルなど)にハマったが18.8%、知人の勧めが5.4%という結果となった。

また約4割の人がリピート旅行であることが判明。

距離が近いという点については、その手頃さがカギとなっており、金銭面・休みが取れるかという点との関連性もあるのではないかと推測している。

韓国に行きたいと思ったきっかけ

少人数旅行が主流、最大の不安は出入国手続きか

調査の結果、いつ行くかに関わらず約7〜8割の人が「韓国旅行に行きたい」と考えていることが判明した。韓国で1番何がしたいかについてはグルメが全体の約半数を占め、その次にショッピング・美容が続く形となった。

一方で、人数に関してはひとり旅や友人・恋人(2人組)など少人数での意向が目立ち、不安な要素では出入国手続きが全体の7割を占めるなど、依然として新型コロナウイルスの影響も垣間見える結果となったとのことだ。

調査概要
実施期間:2022年8月20日~8月21日
有効回答数:計715件
※調査結果は韓国政府の入国前PCR検査の廃止、日本政府の帰国前条件つきPCR検査の不要発表前の結果となる。

<参考>
令和トラベル『緊急!韓国旅行意向調査2022