dotは、2019年に開業したマンガを”Art”として捉えるコンセプト型カプセルホテル「MANGA ART HOTEL,TOKYO(マンガアートホテル トーキョー)」の新たな展開として、五感をととのえて作品に没入し、マンガのことしか考えられない至福の「漫画脳」体験をテーマに掲げた、プライベートサウナ付の個室型ホテル「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO(マンガ アート ルーム ジンボウチョウ)」を集英社「少年ジャンプ+」編集部の協力を得て、2022 年9月1日にBOOK HOTEL神保町12階でオープン。

8月30日9時より予約を開始するという。

オープンと同時にマンガ作品とのコラボレーションも実施。第1弾として、集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」連載中のオカルティック青春物語『ダンダダン』(著・龍幸伸)の複製原画やオリジナルコンテンツを展示した客室を期間限定で展開するとのことだ。

「少年ジャンプ+」連載中のオカルティック青春物語『ダンダダン』とコラボ

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」では、日本が誇る文化産業の1つである「マンガ」に加えて、空前のサウナブームで盛り上がりをみせている「ととのう」作用に注目。マンガの世界に深く没入できるコンテンツと空間デザインを提供するとしている。

宿泊体験の始まりは、ルームサウナ”KUHAKU(空白)”から。身も心もリセットして、作品に向き合えるよう、各客室にプライベートサウナを完備。

各客室には、アートの観点でキュレーションされたマンガ作品の他、期間限定でコラボレーションするマンガ作品の原画や複製原画、オリジナルコンテンツなどを展示。「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」でしか味わえない、貴重なコンテンツを展開していくとしている。

空間デザインのテーマは“マンガの洞窟”。本棚の集積によって生まれるランドスケープによって、五感でマンガを味わう特別な宿泊体験を届けるとのことだ。

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」は、集英社によるスタートアップアクセラレータープログラム「マンガテック2020」において採択されたプロジェクト。

“マンガ作品の世界に浸り過ごす一室のみのホテル”“世界に一つしかないオリジナルの作品が飾られた“美術館” を、一日一組限定で、貸切で作品を堪能できるという体験型ホテル“という「マンガテック2020」で生み出したコンセプトを元に、少年ジャンプ+編集部の協力のもと、今回実現に至ったとのことだ。

マンガの白と黒。そして、マンガの熱量をイメージした施設の全体構成

マンガの白と黒

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」は、マンガの画を構成する白と黒をモチーフとした、真っ白の部屋(= “白の洞窟 / MANGA CAVE WHITE”)と、真っ黒の部屋(= “黒の洞窟 / MANGA CAVE BLACK”)、そしてそれらを繋ぐマンガに込められた熱量や読者の熱気をイメージした暖色の廊下によって構成されている。

マンガの画を構成する白と黒をモチーフ 真っ白の部屋(= “白の洞窟 / MANGA CAVE WHITE”)/真っ黒の部屋(= “黒の洞窟 / MANGA CAVE BLACK”)
マンガに込められた熱量や読者の熱気をイメージした暖色の廊下

ホテルフロアの全体構成そのものが、”MANGA” へのリスペクトを表現した設計となっているとのことだ。

マンガ作品とのコラボレーションによる期間限定の特別展示を公開

第1弾は「少年ジャンプ+」のオカルティック青春物語『ダンダダン』

各客室でマンガ作品とコラボレーションし、期間限定で特別展示を実施していくという。訪れる度に様々な作品の世界観を楽しめるとのことだ。

コラボレーション第1弾は、「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中のオカルティック青春物語『ダンダダン』(龍幸伸)。高精細印刷で制作された『ダンダダン』の30枚以上に及ぶ複製原画が、洞窟のようなベッドや壁面に埋め込まれた専用のアクリルフレームに収められ、空間と一体化した特別な展示を満喫できる。

その他、今回の展示のためだけに実施した作者・龍幸伸氏による一問一答の展示や、ネーム、大判のパネル展示や関連作品の展示など、この場所でしか味わうことのできない体験を用意。

宿泊者が作品世界に没入し心ゆくまで楽しむことができる特別な展示・宿泊体験をデザインしているという。

コラボレーション概要
・期間:2022年9月1日〜11月30日 ※12月1日のチェックアウトまで
・内容:「白の洞窟 / MANGA CAVE WHITE」と「黒の洞窟 / MANGA CAVE BLACK」両客室で『ダンダダン』複製原画などオリジナルコンテンツの特別展示

『ダンダダン』作品概要
幽霊を信じないオカルトマニアの少年・オカルンと、宇宙人を信じない少女・綾瀬桃は、互いの理解を超越した圧倒的怪奇に出会う——…! オカルティック青春物語!! 8月4日に最新6巻発売。集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」にて連載中/毎週火曜日更新

施設の特徴

各客室に完備、ルームサウナ ”KUHAKU(空白)”

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」の各客室には、特別にデザインされたプライベートサウナ(2人用)を完備しており、ロウリュも利用可能。サウナの壁面・天井面の仕上げには、不燃調湿建材を採用し、木質サウナと一味違ったスタイリッシュな空間として設計されているという。

また、レインシャワー、ととのいスペースも完備。レインシャワーとととのいスペースの壁面・天井面の仕上げには、有機成分の混入のない、天然無機成分のみで調合された左官材を採用。身体に優しく、ひんやりとした居心地のよい空間となっているとのことだ。

本棚のランドスケープによって設計された ”マンガの洞窟”

「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」の各客室は、本棚のランドスケープによってつくられる、”マンガの洞窟” をイメージして設計。

マンガの作品世界の奥へ奥へと入っていく、そんな没入体験のイメージを、物理的な建築のかたちで表現。他にない特別な宿泊空間として設計されているという。裏側の奥まった洞窟内には、ダブルベッドが配置され、マンガに囲まれながら一晩中作品が楽しめる空間になっているとのことだ。

宿泊システム

客室数:全2室(ダブルベット2台、2人用個室サウナ完備)
客室床面積:約36㎡
ベッドサイズ:145×200 cm(ダブルベッドサイズ)+100×200 cm(エクストラベッドシングルサイズ)
定員:最大5名宿泊可能(ダブルベッド2台、エクストラベッド1台)
価格(一人当たり):平日 ¥15,000~¥18,000 程度/祝前日 ¥18,000~¥20,000 程度(開業後に変動の可能性あり)
利用時間:24 時間営業
チェックIN,OUT:15:00IN 11:00OUT
支払い方法:クレジットカード(VISA,MASTER,AMEX)
※8月30日 9時より予約を開始。

施設コンセプト