Legaseed(以下、レガシード)は、複数社合同型の内定者研修「ACE」のサービス申込受付開始を発表した。
6月に内定者が出揃い、内定者研修がスタートする企業も増え始めている。ビジネスマナーの研修、資格取得のための研修、懇親を深めるための研修など研修内容は企業によってさまざまで、内定者に時間とお金を費やす企業も少なくないという。
しかし、内定者期間中に懸念されるのが内定辞退の可能性。リクルートキャリアが21年度卒対象に行った内定辞退率の調査によると、60.6%の学生が「10月までに企業の内定を辞退した」と回答しているという。
学生によっては複数の企業から内定を獲得しており、その中から入社する企業を選ぶため、企業の採用活動は内定を出したら終わりではなく、内定を出した後も内定者をしっかりフォローし、最後の一社に選ばれる企業である必要があるとのことだ。
定期的に内定者と面談をしたり、懇親の場を設けているという企業も多くあるが、レガシードは、用意すべきは「会社への理解を深める場」と「ビジネス力を鍛える場」だとしている。
会社への理解が深まることで企業への帰属意識が高まり、ビジネス力を鍛えることで入社後の活躍イメージが湧くとのことだ。
一般的に、人はイメージが湧かないことに不安を感じ、イメージが湧くことに安心感を覚えるため、入社後の活躍イメージを湧かせることは内定辞退を防ぐことにも繋がるという。
レガシードが主催する内定者研修「ACE」では、ビジネスマナー研修だけで終わりではなく、座学ではない体験型のワークを通して、企業理解とビジネス力の向上を図るプログラム設計となっているとのことだ。