アサヒビールは、ニッカウヰスキーが製造する『シングルモルト余市10年』を7月26日から北海道内で先行発売し、11月15日から全国で発売すると発表した。
『シングルモルト余市10年』は、熟成を重ねた余市モルトがもたらす、力強く重厚な味わいが特長のシングルモルトウイスキー。ウッディで甘いオーク樽の香りや、熟したバナナのような果実の香り、力強く複雑なモルトの香りを感じることができるという。
また、洋梨のような甘酸っぱさと燻製を思わせるピーティーな味わいで、重厚なコクとピートの香ばしさが調和した心地よい余韻が長く楽しめるとのことだ。
パッケージは、“余市”と“10年”の文字を堂々と配し、ラベル資材に和紙を使用することで、上質な雰囲気を演出するとともに、ラベルのベースカラーを『シングルモルト余市』より濃くすることで熟成感を表現。海外での販売も予定しているという。
2021年は、ニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原料・発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けが生み出す奥深さに焦点を当てた“NIKKA DISCOVERYシリーズ”を発売。
また、10月には北海道・余市蒸溜所内の見学施設「ウイスキー博物館」の一部を23年ぶりに改修し「ニッカミュージアム」として開業。本年2月には、余市蒸溜所にある建造物の一部が国の「重要文化財」に指定されたとのことだ。
2024年のニッカウヰスキー創業90周年に向けて、今後も消費者に様々な魅力を伝える取り組みを強化。今回、熟成年数を表記したエイジング商品を7年振りに発売することで、消費者にシングルモルトウイスキーのさらなる魅力を提供していくという。
多様化する消費者ニーズに応え、ウイスキー市場のさらなる活性化を図るとともに、ユーザー満足を追求し“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指していくとしている。
【 商品概要 】
商品名:シングルモルト余市10年
品目:ウイスキー
発売品種:瓶700ml
アルコール分:45%
参考小売価格:8,000円(税抜)、 8,800円(税込)
発売日:北海道先行発売:7月26日、全国発売:11月15日
数量:年間9,000本(日本国内)