三菱地所は、三菱地所・サイモンが所有運営する酒々井プレミアム・アウトレットにおいて、周辺観光スポットを遊覧するヘリコプタークルージングサービスを7月16日より開始すると発表した。

【左】酒々井プレミアム・アウトレット 【右】ヘリコプタークルージング(イメージ)

同社は、空飛ぶクルマ(eVTOL)(※)が実用化される将来を見据え、次世代エアモビリティを活用した新しいまちづくりや新事業への取組みを推進しており、その第一弾として、御殿場プレミアム・アウトレットにて同クルージングサービスを1月29日から実施している。

今回の取り組みは、御殿場プレミアム・アウトレットでの成果を踏まえた第2弾の取り組みとなるとのことだ。

■今回の取り組み

年間約660万人の来場者(2019年度実績)を迎える酒々井プレミアム・アウトレットにおいて、九十九里浜、幕張、佐倉市街等の魅力ある周辺の観光資源に加え、東京都内を周遊できるロングフライトを提供するという。

■サービス内容

期間:2022年7月16日サービス開始(2022年7月31日までは土日祝運航、8月以降はニーズを踏まえ運航日を決定)
コース詳細:下表の通り

コース詳細

サービス主体:三菱地所、三菱地所・サイモン、AirX3社の共同事業として実施
プランの詳細・申し込み方法:https://skyview.airos.jp/caravans/shisui
(酒々井プレミアム・アウトレット現地受付で、当日申込も可能とのこと。)

※ 空飛ぶクルマとは、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」を一つのイメージとした新たなモビリティで、世界各国で機体開発の取組みがなされている。国内においても、都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などでの活用が期待され、実用化に向け官民連携での検討が進められているという。