宮崎県都城市は、マイナンバーカード交付率80%を全国の市区で初めて達成したと発表した。
都城市ではマイナンバーカードをデジタル社会のインフラと捉え、制度開始時からマイナンバーカード普及促進に努めてきたという。
デジタル化こそアナログでとの思いから、都城方式と呼ばれるタブレットを活用した申請補助を行っており、現在は申請補助専用車両のマイナちゃんカーを運用し、1人からでも自宅に伺い、申請補助を行っているとのことだ。
加えて、カードの利便性向上に係る取組として、オンライン申請手続きの拡大、電子母子手帳サービスの導入や避難所に入所する際にマイナンバーカードを読み取り、書かずに入所するシステムを独自に構築するなど利活用についても全国トップクラスの取組を行ってきたという。
このような取組が実を結び、総務省公表の令和4年6月30日現在の同市のカード交付率は81.3%と全国の市区で初めて80%を超えたとのことだ。