ミクシィは、時株主総会の決議をもって、スタートアップ出資やVCファンド出資、CVCファンド組成などの投資活動を「投資事業」として事業セグメント化することを正式決定したと発表した。
ミクシィは、FY2019~FY2022の4年間で、M&A7件、スタートアップやファンドへの出資50件以上、総額約700億円の投資を実行。
スタートアップ出資やVCファンド出資などの投資活動では、ミクシィのパーパスに合致する成長事業やサービスに広く投資をおこない、既存事業とのシナジー創出の可能性を「探索」しているという。
また、出資だけでなく事業連携や経営サポートを含めた資本業務提携やM&Aにもつなげているとのことだ。
なお、「投資事業」の対象は、主に以下3つに分類されるという。
(1)スタートアップ出資:
ミクシィとの共同事業を具体的に推進予定の企業や、将来的にシナジー創出が構築可能な企業へ直接出資。
(2)VCファンド出資:
toC領域を投資対象に含み、かつ高いリターンを期待できるファンドへ出資。
(3)CVCファンドによる出資:
特定領域に特化したCVCファンド等を組成し、戦略的投資ビークルからの出資。
ミクシィは、投資活動という「探索」を通じて将来の成長市場を見極め、M&Aのさらなる実現および持続的な事業活動への貢献を目指していくとのことだ。