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ヤマハ発動機、環境分野に特化した投資ファンドを設立 環境課題の解決に取り組む企業との連携を強化

ヤマハ発動機は、既存事業におけるCO2削減、環境負荷低減に加えて、カーボンオフセットが可能な新たな取り組みとして、環境分野の課題解決に取り組む企業へ出資する投資ファンド「Yamaha Motor Sustainability Fund(ヤマハモーターサステナビリティファンド)」を設立したことを発表した。

同ファンドの運用総額は1億ドル、運用期間は15年とのことだ。

ヤマハ発動機は、“世界の人々に新たな感動と豊かな生活を提供する”ことを企業目的として掲げており、環境分野における取り組みは、その実現のための最重要テーマの一つだという。

同ファンドを通じて、環境課題の解決に挑戦している多くの企業との連携を強め、志を同じくするパートナーとして相互に高め合いながら、より良い社会の実現に貢献していくとのことだ。

同社は、2015年に米国・シリコンバレーを拠点とするYamaha Motor Ventures.(YMV)を設立し、また、2018年には自社ファンド「Yamaha Motor Exploratory Fund, L.P.(ヤマハモーターエクスプロラトリーファンド)」も立ち上げ、新事業創出のためにスタートアップ企業への探索投資活動を実施。

同社は、2022年2月発表の新中期経営計画(2022~2024年)において、これまで進めてきた成⻑戦略と基盤強化に加え、サステナビリティ対応の強化を進めているという。

目標達成に必要なカーボンオフセットの取り組みを加速させるため、サステナビリティに寄与する技術とビジネスモデル探索を行っていくとのことだ。

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