キリンビバレッジは、2022年10月1日納品分から一部商品の価格改定を実施すると発表した。

これまで同社は、安全で高品質な商品を適正な価格で届けるために、生産性の向上、事業全般でのコスト削減に向けて、企業努力と経営合理化に努めてきたという。

しかし、昨年からの世界的な需給のひっ迫や、直近の国際情勢の影響による急激な円安の進行に伴い、原材料価格をはじめ、ペットボトルや段ボールを始めとした容器包装価格、製造にかかるエネルギー価格、輸送にかかる物流費などあらゆるコストが著しく上昇。

今後も各種コストの上昇は継続すると想定しており、この先も企業努力だけで吸収することが困難な状況と判断し、やむを得ず一部商品の価格改定を実施することを決定したとのことだ。

今後も引き続き企業努力による経営の効率化をはかり、ユーザーに喜ばれる安全で高品質な商品を届けられるように取り組んでいくとしている。

1.価格改定日
2022年10月1日納品分より

2.対象商品
「午後の紅茶」、「生茶」、「キリンレモン」などのペットボトル入り商品及びボトル缶入り商品 ※一部商品を除く

3.価格改定率
メーカー消費税抜き希望小売価格を+6~25%改定

キリンビバレッジ、「午後の紅茶」や「生茶」など10月1日納品分から値上げを実施