gumiは、投資先のdouble jump.tokyoおよびナンバーナインと共同で、NFTマーケットプレイス「tofuNFT」に出品していた、漫画『左ききのエレン』の中で登場人物である山岸エレンが描いたストリートアート2点のNFTが、合計332,300ASTR(約830万円)で落札されたことを発表した。

『左ききのエレン』ストリートアートNFTオークション

同企画は、国内のビジネスパーソンから多くの支持を得ている漫画『左ききのエレン』の登場人物である山岸エレンが描いたストリートアート2点を、現実の世界でNFTアートとしてオークション販売するもの。

さらに、落札者はスピンオフ漫画に出演できる特典もあり、漫画の世界と現実の世界をシンクロさせた新しい取り組みとしている。

今回『左ききのエレン』の登場人物である山岸エレンが作中で描いたストリートアートである『黒い化物』が132,300ASTR(約330万円)、『チェルシーの夜』がAstar Network史上最高額である200,000ASTR(約500万円)で落札され、山岸エレンという架空のキャラクターが描いた作品に対して、高い評価を獲得したとのことだ。

【左】132,300ASTR(約330万円)で落札された『黒い化物』
【右】200,000ASTR(約500万円)で落札された『チェルシーの夜』

同オークションは、作品の出品から開始10分足らずで100万円を突破し、その後入札締め切り直前までは緩やかな入札が続いていたが、締め切り数秒前の駆け込み入札による自動延長が連続するなど、熱い駆け引きが行われていたという。

最後は、Astar Network創業者であり『左ききのエレン』ファンでもある渡辺創太氏が『黒い化物』を落札。

続く『チェルシーの夜』は、個人ではなく、DAO(分散型自律組織)であるAstar Degensによる落札され、Web3.0を象徴するような結果に終わったとしている。

なお、落札者が出演する『左ききのエレン』スピンオフ漫画『THROW UP A DEUCE』後編は後日、コンテンツ配信サイト「cakes」にて公開予定となっており、漫画の中で両落札者をどのように描くかも注目とのことだ。