ローソンは、5月31日より、オリジナルホットスナック「からあげクン」の価格改定を、1986年4月の発売以来初めて実施するとのことだ。
からあげクンは、4月15日で発売36年を迎えた。これまでの累計販売数が37億食を突破(2022年3月末時点)するローソンの看板商品であるという。
定番の「レギュラー」、「レッド」、「北海道チーズ」、「レモン味」に加え、地元の食材やご当地メニューをアレンジした地域限定フレーバー、アニメとのコラボなどこれまで延べ321種類(2022年3月末時点)のフレーバーを展開してきた。
2014年には原料の鶏むね肉を、“国産若鶏むね肉100%使用”に変更し、さらに2018年には、唐揚げ粉に使用している小麦粉を国産小麦粉100% に変更するなど、品質向上に努めているとのことだ。
発売以来36年間、原材料調達や製造方法の工夫、取引先の協力などにより、一度も値上げせず販売価格は税抜き200円(現在の税込価格は216円)を維持してきたが、昨今の原材料価格の高騰、包材や輸送コストなどの上昇により、これまでの自助努力のみでは現行価格での提供が困難な状況となったという。
このため、消費者への安全かつ安定した商品供給を維持するため、発売以来初の価格改定を5月31日より実施すると発表。
なお、これまで同様に鶏肉や小麦粉など国産原料へのこだわりと、幅広い年代の人に支持されているおいしさ、フライドフーズにも関わらず1食(5個)あたりの糖質量が8gと低糖質である、という品質は維持・継続していくとのことだ。
また、これまでの長年に渡る愛顧に感謝の気持ちを込め、価格改定前の4月26日から5月9日までの2週間、1個増量セールを実施するという。
■からあげクン価格改定詳細
・価格改定日:5月31日
・価格:改定前:216円(税込)→ 改定後:238円(税込)
・改定率:10%
この先「フライドフーズ」、「まちかど厨房」、「日配食品」の一部商品において、税込売価でおよそ6%程度の価格改定を行う予定。
ローソンでは、毎週200~300品程の商品を発売しており、これまでもその時々の情勢やユーザーのニーズに合わせて商品仕様の変更や価格の見直しを行ってきた。
今後もローソンは、ユーザーが安全・安心に購入できる商品を安定して提供できるよう、より一層商品の品質向上と、その時々の適正価格での商品提供に努めていくとしている。