ヤンマーホールディングスは、りそな銀行が組成するシンジケーション方式の「サステナビリティ・リンク・ローン(以下、SLL)」契約を3月16日に締結したことを発表した。

SLLは、借り手のESG戦略と整合した取組目標「サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、SPT)」の達成により金利優遇などのメリットが得られる金融商品で、SPTの達成状況と借入条件を連動させることで、環境・社会面から持続可能な事業活動・成長を推進するローン。

同ローンにおいては、自社で設置する発電設備における再生可能エネルギーの電力使用量(自給実績値)を増加させることをSPTに設定。

今後も同社は、ブランドステートメントとして掲げる「A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで、新しい豊かさへ。-」の理念のもと、脱炭素社会、持続可能な社会の実現に向けた事業活動を行っていくために、資金調達手段の多様化、財務基盤の安定化を進めていくとしている。