H.I.S.ホテルホールディングス(以下、HIS.H.H.)は、2022年4月1日「変なホテル東京 銀座」に、宿泊客専用ラウンジをオープンすると発表した。

国内の「変なホテル」では初めて、ホテル内にラウンジを開設するとのことだ。

ホテル宿泊客の満足度向上の為、「変なホテル東京 銀座」に宿泊のユーザーに、滞在中、自由に無料で利用できるラウンジを4月1日にオープン。

1日のスタートである朝食にこだわり、健康志向が高まっている現状を鑑み、朝食にはタンパク質・炭水化物・脂質のバランスを意識したシリアル・グラノーラを中心としたメニューを用意。

様々な種類を用意し、バリエーションを楽しむと共に、連泊客にも飽きがこないよう工夫したとのことだ。

なお、ゆっくりと朝食を楽しみたい人はテイクアウトし、客室で食べることも可能であるとしている。

HIS.H.H.は“ホテルを基点とした旅の楽しさ”“ビジネスシーンでの利便性”を実現する為、「繋がる」「快適」「先進的」「遊び心」「生産性」の5つをコアバリューに掲げ追及しているという。

この中の「繋がる」を体現すべく、カクテルタイムでは20種類のアルコールに加えて、HIS.H.H.系列ホテルが出店している他地域の名産品、東京では取り扱いのない商品も用意。

各ホテルが立地する地域は元より、点在するホテル同士が「繋がる」ことでHIS.H.H.全体で様々な地域と「繋がる」ことを大切にし、地域経済への貢献もしてまいりたいと考えているという。

なお、今月から施行されるプラスチック資源循環促進法を受けて、またHIS.H.H.全体でのSDGsへの取り組みの一環として、テイクアウトに使用するカップは木製・紙製・バイオマスプラスチック製の商品のみを採用したとのことだ。

また、これまでHIS.H.H.では、宿泊サービスの提供・客室の販売や運営を自社で実施し、レストランはテナントを誘致し、清掃やビルメンテナンスは専門業者に委託していた。

今後は、宿泊や飲食の提供などユーザー向けのサービス業務、清掃やビルメンテナンスなどバックヤード業務、客室の販売や販売価格の調整・広告宣伝のセールス業務など、ホテル運営に関わる全ての業務を自社で手掛ける’HIS.H.H.オールインワンでの運営‘をスタンダードとし、1人のスタッフが様々な業務に挑戦できる働きがいのある職場環境を作っていくという。

その第一歩として、「変なホテル東京 銀座」のラウンジにて自社運営に挑戦。ホテルの稼働にあわせた効率的なラウンジ展開をはかり、利用客の意見を即座に改善するなど、自社運営のメリットを追求していくとしている。