東日本旅客鉄道(JR東日本)は、3月16日に発生した福島県沖を震源とする地震により、東北新幹線は那須塩原~盛岡間で運転を見合わせ。

現在、被災状況の確認を進めているが、脱線、土木構造物の損傷や電柱の折損、軌道変位、駅設備の破損など新幹線設備に大きな被害が確認されたという。

このため、東北新幹線の全線運転再開までには相当な期間を要する見込みであるが、一部区間の運転再開を含め、早期復旧に努めていくとのことだ。

なお、今後の運転計画や復旧見込みについては改めて発表するとしている。

【現時点で見つかった主な被災状況】
①脱線
②電柱の折損
③軌道変位
④土木構造物の損傷
⑤駅設備の破損

なお、現在も設備点検中のため新たな被害箇所が見つかる可能性や、余震等により新たな被害が発生する可能性があるとのこと。

在来線の設備についても、一部損傷が発見されており、運転再開まで首都圏⇔東北方面の区間については、航空会社にも協力を要請。同社の今後の運転計画については、随時発表するとしている。