日本初のデジタルファッションレーベル1BLOCK等を展開する1SECは、デジタルファッション資産にさらなる有用性をもたらすことを目的に、ARで写真や動画にファッションNFTを試着可能にする「METADRIP」のβ版を今春リリースすることを発表した。

「METADRIP」

スマートコントラクト企業のAntier Solutions社のレポートによると、デジタル世界とリアル世界が融合化が進むにつれ、NFTの市場規模は年々増加しており、2022年は「350億ドル(約4兆円)」2025年に「800億ドル(約9兆1000億円)」になると予測されているという。

また、世界的にメタバースへの関心が高まる中で、メタバース空間の中でアバターが身につける「デジタルファッション」としてのNFTにも大きな注目が集まっており、現在ではNFT(メタバース上の土地等)のフロア時価総額の少なくとも25%を占めているとのことだ。

参考:https://thedefiant.io/dappradar-metaverse-exclusive-report/

NFTの市場規模推移

このような市場背景の中で、「1BLOCK」はデジタルファッションの有用性を意識し、より実社会で利用されるNFTを目指す一つのアプローチとして、AR技術を活用し「NFTを着用する」という体験を提供するサービス「METADRIP」β版の提供開始に至ったとしている。

最新のロードマップや展開については、「1Block official Discord」にて随時アップデートするとのことだ。