東京証券取引所 は、4月4日（月）現在の市場区分を「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の3つの新しい市場区分に再編することに向け、昨年9月から12月まで、上場会社から新市場区分の選択申請を受けつけており、今回、その結果の一覧を公表した。

公表サイト：https://www.jpx.co.jp/equities/marketrestructure/results/index.html

最上位のプライムには1841社、スタンダードには1477社、グロースには459社が上場するとのことだ。

なお、選択期間内に選択申請が行われなかった上場会社に関しては、市場第一部、市場第二部及びJASDAQスタンダードの上場会社はスタンダード市場、マザーズ及びJASDAQグロースの上場会社はグロース市場を選択したものとみなし、選択結果を掲載しているという。

1月11日以後に新規上場する会社の新市場区分の選択結果については、上場日の15時30分（予定）に追加して掲載される。

社東京証券取引所代表取締役社長 山道裕己氏は「プライム市場は、世界経済をリードしてゆく企業に、スタンダード市場は、日本経済の中核を成してゆく企業に、グロース市場は、新たな挑戦を重ねてゆく企業に上場いただくことを想定した市場区分であり、それぞれのコンセプトに基づいた上場基準を設けています。上場会社の皆様には、自社の経営方針等に照らして、企業価値向上を果たしていくうえで最も適切な市場区分をご選択いただきました。新たな市場区分への移行を契機に、新たな成長戦略に取り組もうとする企業や、ガバナンスの向上に取り組もうとする企業など、具体的な取組が始まっています。」とコメントしている。