KDDIは2022年度の中途（キャリア）採用計画として、昨年度比で2倍となる過去最大の400名を採用すると発表した。

また、2023年度新卒採用計画では、昨年度比で微増の270名採用を予定しているとのことだ。

多様な人財の確保により、au5Gを活用した新規事業の創出、金融などの非通信事業の強化、社内外のデジタル・トランスフォーメーション（以下、DX）など、通信を核とした事業の多角化を加速させるとしている。

■中途（キャリア）採用
2022年度計画数：400名
（参考）2021年度計画数：190名

2022年度の中途採用計画では、成長領域の事業拡大に伴い、経営課題を踏まえたDX戦略の策定とソリューション開発を担う人財の採用を強化。なかでも、プロダクトマネージャー、コンサルティング営業、ソリューションエンジニアなどの専門性を有する人財の採用を加速していくという。

既に入社している中途社員の中には、AWSヒーローに認定されたソリューションアーキテクトなど、多様な人財が活躍しているとのことだ。

■新卒採用
2023年度計画数：270名
（参考）2022年度計画数：260名

2022年度の新卒採用では、初期配属領域を確約するジョブ型採用枠「WILLコース」か、自身の専門分野に関わらず、幅広い事業領域・技術領域で経験を積みたい人向けの採用枠「OPENコース」のどちらかを選択。

2023年度新卒採用では、「WILLコース」で応募する場合に、「OPENコース」との併願が可能な「併願制度」を開始。なお、2022年度同様、新卒採用数の5割を「WILLコース」で採用するという。

KDDIは、2023年度までに、社内外でDXを推進するDX人財をグループ全体で約4,000名に拡大するとしている。Beyond 5G/6G時代を見据え、人財教育に加え社内外の変革をリードする人財の採用活動も強化していくとのことだ。

また、KDDIは2020年8月から、働いた時間ではなく成果や挑戦および能力を評価・称賛し、処遇へ反映するKDDI版ジョブ型人事制度を導入。今後もKDDIグループ内の広範な事業領域でのさまざまな成長機会を活用する、KDDI版ジョブ型を推進していくとしている。

採用活動にあたっては、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、オンラインを活用した説明会や面接を交え、応募者への情報提供と安全確保に努めていくとのことだ。

最新の採用情報に関しては、KDDI採用ポータルサイト参照。2022年度の中途採用に係る募集要項は、2022年3月頃に公開予定であるとしている。