東京メトロでは、事故・災害等の発生時における関係社員の初動対応、乗客の避難誘導における迅速・適切な対応等を主眼とした異常時想定訓練を2021年12月22日に東京メトロ総合研修訓練センターで実施すると発表した。

今回は、「車内で不審者が刃物を振り回し、車内に放火する事象が発生、他の乗客により非常通報装置が操作された後、ホームドアと列車のドアがずれた位置に停車した」という想定のもと、駅社員及び関係社員による初動対応、乗客の避難誘導並びに警察・消防隊との連携訓練を実施。

実際の異常発生時の状況に近づけ、より実践的な訓練を行うことで社員の異常時対応能力の向上を図るとのことだ。