SNSはすっかり世の中に浸透した。もはや、若年層に至っては利用していない人はほとんどいないといってよいほどだ。これほどに広がると、そこからは細分化が始まる。このため、ある分野に特化した人向けのSNSが登場し始めている。

今回はクリエイター向けのSNSの登場だ。ThousandJapanはクリエイターに特化したSNS「FREAKS」のベータ版を“招待制”で公開した。

クリエイター同士の「つながり」を広げるSNSアプリ

FREAKSは、クリエイターが作品やプロフィールなどを公開し、クリエイター同士の「つながり」を広げていくことのできるクリエイターに特化したSNSアプリだ。

現在すでに1,000近くの作品が投稿されており、デザイナー、フォトグラファー、メイクアップアーティスト、イラストレーター、スタイリスト、アートディレクター、アーティストなどさまざまなクリエイターが利用しているという。現在はβ版としてアプリのみの提供となっている。

FREAKSの特徴は、自身の作品やポートフォリオをまとめたクリエイターページを作成できることだ。このため、クリエイターとの「つながり」を広げることができる。

そして、クリエイター同士で、仕事の依頼をしあったり、プロジェクトや案件を公開して、制作チームのメンバーやアシスタントを募集することができるのだ(※今年中に実装予定)。

今回のβ版では一般的なSNS機能(作品を公開したり、ユーザー同士でつながりをつくったり)のみの公開である。

しかし、今後はクリエイター同士で仕事を依頼しあったり、プロジェクトや制作で必要なメンバーやアシスタントを募集をしたり、企業が依頼案件や求人などを出稿できる仕組みを整え、クリエイターが活動を幅を広げることのできる「クリエイター版Linkdin」のようなプラットフォームを目指す方針だ。

フリーランスの強い味方に

クリエイターにはフリーランスの人も多いだろう。フリーランスは、同業者に対してでも、あまり人と知りあうきかっけが少ない。そういう人には、FREAKSは非常に強い味方になりそうだ。

今後、ライター版アプリの計画はないのだろうか。あれば、ぜひ活用したいところだ。

img:PR TIMES