パルコの新規事業推進グループと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)第一宇宙技術部門は、SDGs等に係る広報・情報発信において連携・協力を行う協定を新たに締結したと発表した。
パルコは、生活者の方々に心躍るサステナブルなライフスタイルを提供するという強い意志を持ち、次世代とともに、社会と共有できる新しい価値を創出することを目指しているという。
また、JAXAは、人工衛星による観測を通じて地球規模の気候変動や温暖化を可視化することに取り組んでいくとのことだ。
同協定では、地球環境問題という大きな課題を、生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動が人々のライフスタイルとして定着するように、パルコとJAXAが双方の強みを持ち寄ることで、業種を超えた新たな情報発信、普及啓発活動に取り組むとしている。
最初の活動として、10月31日を皮切りに次世代を担う10代を対象とした授業形式のイベントを実施するという。
●協定の目的
パルコおよびJAXAは、SDGsに係る取組み等にかかる、情報共有などを通じて相互の連携を強化し、双方の広報・情報発信に資する協力を実施。
パルコは、JAXAとの連携・協力を通じ、「多様な個性と感性をつなぎ、次世代と共に、心躍るサステナブルなライフスタイルを共創すること」の実現にむけた施策の実施を目的とするとのことだ。
JAXAは、パルコとの連携・協力を通じ、SDGsに貢献する地球観測衛星事業・プロジェクトについてパルコの文化活動参加者層の認知を獲得し、理解増進を図ることを目的とするという。
●取り組み内容
環境問題はその規模の大きさゆえ、個人の生活習慣と結び付つきにくいという課題があるという。
同協定に基づく取組みにより、JAXAの地球観測衛星による活動で得た知見をパルコの利用者に届けるとしている。
両者が目指すSDGsへの取り組みは、地球環境の現状を適切にとらえた議論と、その先の行動へ繋げるための活動であるという。地球環境問題という大きな課題を生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動がライフスタイルのなかに組み込まれるよう働きかけるとのことだ。