WOOCは、全国20代〜50代の男女300名を対象に「在宅勤務の家計負担感と節約意識に関するアンケート調査」を実施し、気になる費用負担項目の男女の違いなどを発表した。

在宅でのテレワーク(在宅勤務)をするようになって、気になるようになった費用はありますか?

在宅でテレワークを行っている人のうち、95%が在宅勤務によって気になるようになった費用があると回答した。

男女別に比較してみると、男性の78.1%、女性は100%があると回答。

在宅勤務をするようになって、費用負担が気になるようになった項目は何ですか?(複数回答)

在宅勤務の実施により、気になるようになった費用として、「電気代」(75.67%)、「コーヒーやお茶などの飲料代」(26.67%)、「トイレットペーパーやコピー用紙などの消耗品代」(24.33%)が上位となった。

男女別の上位3項目を比較すると、どちらも1位は「電気代」(男性74.5%、女性77.8%)だったが、男性の2位は「コーヒーやお茶などの飲料代」(28.6%)、女性の2位は「トイレットペーパーやコピー用紙などの消耗品代」(36.1%)と、異なる結果になった。

在宅勤務によって、実際に使用頻度が増えたものはありますか?(複数回答)

在宅勤務によって、実際に使用頻度が増えたものとして、「エアコン・扇風機」(75.3%)、「蛍光灯などの照明」(50.7%)、「Wi-Fi」(40.0%)が上位となった。

男女のポイント差が大きかった項目は、「空気清浄機」(6.5ポイント)、「エアコン・扇風機」(4.9ポイント)、「調理器具(電子レンジ等)」(4.7ポイント)という結果になったとのことだ。

在宅勤務を行う上で、使用頻度を減らしたいものはありますか?(複数回答)

在宅勤務を行う上で、使用頻度を減らしたいものとして、「エアコン・扇風機」(59.7%)、「蛍光灯などの照明」(34.7%)、「携帯の充電」(16.0%)が上位となった。

男女のポイント差が大きかった項目は、「エアコン・扇風機」(12.4ポイント)、「Wi-Fi」(7.5ポイント)、「調理器具(電子レンジ等)」(5.4ポイント)という結果になった。

在宅勤務によって使用頻度が増えたものについて、節約対策をしていますか?

節約行動をとっている人は、男性では25.5%、女性では33.3%という結果になった。

在宅勤務をしている人の多くが、電気代をはじめ何らかの費用や機器類の使用頻度の増加を意識しているものの、節約対策をしていない人の割合が高い結果だったとしている。

<調査概要>
調査期間:2021年7月15日~2021年7月19日
調査対象:全国20代~50代の在宅でのテレワーク経験者300名
調査方法:インターネットによるアンケート調査
出典元:WOOC(https://www.wooc.co.jp/