セブン&アイ・ホールディングスは、大阪府松原市に「セブンパーク天美」を2021年11月17日にグランドオープンすることを発表した。

セブンパーク天美は、『天美エリアから遊び心のあるあたらしさを発信したい』との想いから、「LIVE STADIUM~普段の暮らしに感動・興奮・驚きを~」をコンセプトに、松原市と連携した地域の魅力の発信や利便性を追求する、商業とエンターテイメントを融合させた複合施設として開業。

今回、大阪初上陸・新業態店舗のテナントや多数の新テナント、新サービスの情報を公開。また、開催予定のオープニングイベントおよび松原市と連携したイベント「まつばらマルシェ2021」についても発表。

セブンパーク天美では、新型コロナ感染症対策を実施し、利用客はもとより従業員の「安心・安全」な施設運営に努めていくとしている。

■「大阪初」「新業態」の店舗も登場

セブンパーク天美には、大阪初、新業態店舗を含む、注目の約200店舗が集結。様々な業種・業態の店舗が集積することにより、毎日を特別にする空間を創出するという。

■第12回 まつばらマルシェ2021 について 開催期間:11月13日~12月19日

セブンパーク天美では開催期間中の2日間に、地産ブランド「La Matsubara」認定事業者などによる出店やパフォーマンスイベント「セブンパーク天美 de マルシェ」および地元野菜を販売する「安心野菜 de マルシェ」の開催を予定。

セブンパーク天美 de マルシェ
セブンパーク天美における施設内外の催事場において、松原市を中心とした物販や各種イベントを実施。松原市ドリームアンバサダーの Dream Ayaさんやカンテレとのコラボ企画も予定しているとのことだ。

安心野菜 de マルシェ
松原産のとれたて新鮮野菜をマルシェ価格にて販売。大阪エコ農産物の認証を受けた松原市のオリジナルブランド「まったら愛っ娘(まなっこ)~松原育ち~」も数多く取り揃えているという。なお、午前中のみの販売を予定。

■松原市との連携について

セブンパーク天美と松原市が連携し松原市の地域活性化や観光地の魅力発信をするためセブンパーク天美の施設を活用した取り組みを実施。

(1) 松原市民図書館との連携
松原市民図書館で借りた本を返却できる「返却ポスト」を設置。また、市民図書館のリサイクル本を、自由に読むことができるスペースも用意。

(2) 市政情報の発信
館内のデジタルサイネージを活用し、松原市のさまざまな市政情報の発信やまちなか観光の案内などを実施。また、松原市自慢や季節の美しさ、市内の催事等について写真パネルで紹介。

■セブンパーク天美の安心・安全の取り組み

セブンパーク天美では、新型コロナ感染症対策を実施し、利用客はもとより従業員の「安心・安全」な施設運営に努めるという。具体的には、感染症対策として有効な換気システムの導入、検温、手指消毒などの推奨を行うとし、フードコート等には飛沫防止パーテーションを設置。

また、セブンパーク天美では同施設の混雑状況をホームページで確認することができる。ほか、具体的な取り組みは以下の通り。

殺菌灯 「ジョキーン」®(パナソニック)
館内の休憩スペース、授乳室の天井に殺菌灯を設置。室内の空気を器具内部の紫外線にて除菌し、清潔な空気を放出。

店内換気
イベントなどでとくに密になりやすい中央吹抜けのAMAMI STADIUM、ニューまったら横丁に気流誘引ファンを設置し換気を促進。

光触媒コーティング
赤ちゃん休憩室、授乳室はもちろん、従業員スペースの室内等、利用頻度の高い場所や家具等を抗菌光触媒でコーティング。

館内CO2制御
館内CO2濃度をセンサーにて測定し、客数に応じて外気導入量調節。省エネルギーにも繋がるという。また人が密集しやすいフードコート、キッズスペースに混雑の目安としてCO2濃度を表示予定。

■「感動・興奮・驚き」を創り出す、感染対策に配慮した快適に働く環境を用意休憩室・リラクシングルーム

コミュニケーションがとりやすく、グループで休憩が取れるエリアと、パーソナルな休憩がとれる対面防止型のレイアウトを採用する事で、リラックスしながらもコミュニケーションをとりやすい休憩室を用意。

また、使用する家具においては抗菌機能に加えて抗ウイルス機能を持たせたメラミン化粧板や「耐アルコール」「耐薬品性能」など高機能なレザーを使用した機能性素材を採用しているとのことだ。

■オープニングイベント情報

セブンパーク天美では「ライブ」をキーワードに、バーチャルな世界とリアルな空間を融合させ、地域の人々に感動・興奮・驚きを届けるべく、11月17日のグランドオープンに向け、様々なオープニングイベント、プロジェクトを計画しているという。

同オープニングを筆頭に、商業施設の枠を超えて、デジタル、ニューノーマルといった時代のニーズに応え、賑わいあふれる「劇場型モール」として地域を盛り上げていくとしている。

AMAMI STADIUM

■セブンパーク天美 の概要
施設名称:セブンパーク天美(SEVEN PARK AMAMI)所在地 大阪府松原市天美東三丁目500番地
代表者
セブンパーク天美 支配人:秋本和宏
事業者:セブン&アイ・クリエイトリンク
敷地面積:約67,000平方メートル
売場面積:約45,000平方メートル
建物構造 店舗:1階~3階、駐車場:4階、5階、屋上階、平面駐車場
テナント店舗数:約200店舗
駐車場:約2,100台 駐輪場:約1,100台
グランドオープン 2021年11月17日10:00~21時00分 ※店舗により営業時間が異なる
営業時間
スーパー「ライフ」1F  10:00~21:00 11月18日からは9:30~21:00
飲食店舗 11:00~22:00
TOHOシネマズ4F 10:00~24:30 11月18日からは9:30~24:30

■「建物リース」の仕組みを活用した運営
セブンパーク天美の建設にあたっては、芙蓉総合リースの「建物リース」の仕組みを活用している。これにより、施設の保有にかかる事務・管理業務を始めとした様々な負担を軽減することができ、魅力ある施設の運営に集中することが可能となるとのことだ。

■アクセス

『セブンパーク天美』が誕生する「松原天美」は、国道309号、阪神高速「大和川線・松原線」が交わるクロスポイントに位置し、広域からのアクセスが可能。駅は近鉄南大阪線「河内天美」駅から徒歩約15分。

近鉄バスが河内天美駅前と『セブンパーク天美』を結ぶ一般乗合バスを運行(近畿運輸局認可申請中)。運賃は大人・子供ともに100円。