Sansanは、同社が所在する東京都渋谷区の青山オーバルビルに、採用に特化した新エリアを開設したことを発表した。
同社の採用活動では、新型コロナウイルス感染症の拡大以降、社会状況を考慮しながら、オフラインとオンラインの面接を使い分けているという。
オフラインで実施する際には、既存の会議室は数に限りがあり、採用のほか来客時にも利用されることから、候補者との日程調整などに工数がかかっている現状があったとのことだ。
そこで今回、さらに採用を強化するための環境整備の一環として、同社が所在する青山オーバルビルに、新たに採用に特化したエリアを設置。
会議室は、11部屋を用意しており、主に採用活動において利用される。
また最大30人を収容できるセミナールームは、今後オフラインでの採用説明会や研修が可能になった際に利用することを想定しているとのことだ。
それぞれに、新たな仲間を迎えるのにふさわしい名称として、Sansanのユーザーコミュニティーが掲げる「We Are Voyagers」の世界観を踏襲し、太陽系の惑星をはじめとした名称を付けたという。
30人用セミナールーム:Earth
16人用会議室:Sun
10人用会議室:Galaxy
6人用会議室:Jupiter, Saturn, Venus, Mars, Neptune, Uranus
4人用会議室:Moon, Mercury, Pluto
同時に、同社は、新たな勤務形態の運用開始および、「マルチプロダクト体制」への移行について発表した。
今回制定した新たな勤務形態では、オフィスにおける対面でのコミュニケーションをベースとしながらも、リモートワークを掛け合わせた効率的な働き方ができるようになったという。
併せて、コロナ禍でも事業成長を止めないために、創業以来続けてきた、Sansan事業部、Eight事業部を中心とした事業部制を廃止し、「マルチプロダクト体制」へと組織体制の変更も実施。
同社は引き続き、事業成長を加速させる取り組みを行っていくとしている。