ドールは、国連の制定する「食品ロスと廃棄に関する啓発の国際デー」である9月29日、廃棄バナナを削減するSDGs活動として「もったいないバナナ」ロジェクトを本格始動すると発表した。
第1弾の活動として、同プロジェクトに賛同したバナナジューススタンド2企業7店舗に廃棄バナナを提供するとのことだ。
ドールは2025年までにフルーツの廃棄ゼロに向けて取り組むとし、目標を達成するための方法の1つとして、有機廃棄物を新しい用途や製品に使用する取り組みを進めていくという。
まだ美味しく食べられるにもかかわらず流通過程における様々な要因により、捨てざるを得ない廃棄バナナを「もったいないバナナ」とし、もったいないバナナゼロを目指して同プロジェクトを開始。
同プロジェクトを通し、「もったいないバナナ」は同等の品質が保証されたものであり、「廃棄品だから安い・悪い」ということではなく、地球・環境にとって大切な資源であるという正しい理解を促し、国内における「フードロス削減」のリテラシー向上の旗振り役となれるよう努めていくとのことだ。
プロジェクトの第1弾として、賛同したバナナジューススタンド店舗に「もったいないバナナ」を提供。これまで廃棄されていたバナナをジュースにすることで、フードロス問題解決に貢献することはもちろん、購入する人の「フードロス削減」に対する意識を向上させるきっかけになれたらと考えているという。
フルーツを通して人と地球と豊かさに良い影響を与えることを使命とし、明るい世界のため、ドールは今後も「フードロス削減」に貢献できるよう同プロジェクトの推進に努めていくとのことだ。
■SDGsの取り組みプロジェクト概要
名称:「もったいないバナナ」プロジェクト
取扱商材:フィリピン産・エクアドル産・ペルー産バナナ
賛同店舗:
●7days BANANA(伊勢店、大井町店、表参道店、天王寺ミオ店)
●BANANA STAND(仙川駅ナカ店、ミッテン府中店、桜上水店)
■ロゴに込めた思い
循環する矢印は、おいしく食べられるのに捨てられそうになったバナナが、ジュースなどの別の姿に生まれ変わることで、再び価値を取り戻すことを表しているという。
また、SDGs活動として、フードロス削減への取り組みの一環となる「もったいないバナナ」プロジェクトが、一人でも多くの人に広まり、食料を大切にする思い・行動が社会に浸透して長く続くようにという願いを込められているとのことだ。