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BIGLOBEは、「ワクチン接種後の生活に関する意識調査」を実施し、調査結果を発表した。
■新型コロナの恐れがなくなる状況は「治療薬の普及」「医療体制の充実」
全国の20代から60代の男女1,000人に「どのようになれば新型コロナウイルスに対する恐れがなくなるか」を質問したところ、「新型コロナウイルスの治療薬・特効薬が広く一般に利用できるようになったら」が58.4%で最多に。
続いて「感染しても確実に治療が受けられる医療体制になったら」が41.3%、「感染者数が少なくなったら」が31.7%、「重症化例が少なくなったら」は28.2%となった。
一方、ワクチン接種については、「必要な人、希望する人すべてにワクチン接種が実現したら」が17.8%、「自分が2回ワクチンを接種したら」は12.9%と、大きな割合を占めてはいないとしている。
また、「新型コロナウイルスに対する恐れがなくなることはない」も22.7%となり、どのような状況になっても恐れは残ると回答する人も少なからずいることが明らかに。
なお、男性20代は、「新型コロナウイルスの治療薬・特効薬が広く一般に利用できるようになったら」が35%、「感染しても確実に治療が受けられる医療体制になったら」が18%と全体平均と比較して下回り、「自分が2回ワクチンを接種したら」が25%と全体平均を大きく上回る結果となった。
■マスクを外しても良い状況は「状況に関わらず、しばらくマスクを外さない」最多
続いて、「どのようになれば、マスクを外して生活してもよいと思うか」を質問したところ、「状況に関わらず、しばらくマスクを外すことはない」が47.8%で最多であった。
「新型コロナウイルスの治療方法が確立されたら」は40.2%、「新型コロナウイルスの新規感染者数が少なくなってきたら」が23.2%となった。
年代別で見ると、20代は「自分がワクチンを2回接種したら」が22%と全体平均の倍以上となり、若年層も「状況に関わらず、しばらくマスクを外すことはない」が46%と最多だが、他年代と比較して、ワクチン接種を重視していることが明らかとなったとのことだ。
■政府に求める対応は「ロックダウン」「治療薬の開発」「病床の拡大」
「あなたは度重なる「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」について、新型コロナウイルス感染拡大を止める効果が出ていると思うか」という質問では、「効果がないと思う」は46.2%、「以前は効果的だったが効果が薄れたと思う」が37.9%と、効果を感じていないと回答している人が8割以上であった。
また、「新型コロナ感染拡大において政府に求める対応」を質問したところ、「ロックダウンなどのより強力な施策」が47.2%で最多に。
他にも「新型コロナウイルス治療薬の開発」、「医療施設・病床数の拡大」、「全国民への給付金」、「ワクチン接種数の増加」、「(一律でなく)事業規模に合った休業補償」という意見が多数挙がった。なお、男性20代は、「政府に求めることはない」が26%と、他性年代と比較して高い割合になったとのことだ。
【調査概要】
調査名 :ワクチン接種後の生活に関する意識調査
調査対象 :全国の20代~60代の男女1,000人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2021年8月27日~8月30日
<参考>BIGLOBE『ワクチン接種後の生活に関する意識調査』