LINEは、同社が実質保有割合で38.3%の株式を保有する出前館において、出前館が海外募集による新株式発行および自己株式の処分と並行して実施する第三者割当による新株式発行に関して、出前館のさらなる成長をサポートするため、LINEの親会社であるZホールディングス(以下、ZHD)が引受けることを決定したと発表した。

9月13日現在、出前館の株式は、LINEが35.8%、LINEとNAVER Corporationの子会社であるNAVER J. Hub が共同で出資する未来Fund有限責任事業組合(以下、未来Fund)が25.0%を保有しているが、今回の資本変更により、LINEとZHDの直接保有割合合計は最大で41.99%となる見込みであるという。

LINEは、これまでプラットフォーム、マーケティング、人材などの面で出前館を支援してきたが、資本変更後もこれらの支援を引き続き継続し、さらに今後はZHDグループとして、出前館のデリバリー事業のさらなる拡大を支援していくとしている。

なお、間接保有割合はLINEが10%出資する未来Fund有限責任事業組合による出前館株式の保有割合(25.0%)であるとのことだ。