認定NPO法人3keysとブックオフコーポレーション(以下、ブックオフ)は9月10日~11月30日までの期間、「子どもたちの今を支えるキャンペーン」を開催すると発表した。
ブックオフが提供する支援団体応援サイト「キモチと。」から3keysへの寄付金額が10%UPし、寄付金は、3keysが取り組んでいる、今助けを必要としている悩みを抱えた子どもたち向けの支援に活用するという。
■「子どもたちの今を支えるキャンペーン」について
9月10日から16日は自殺予防週間。小・中・高校生の自殺者数は、新型コロナウイルス感染が広がった昨年6月から一昨年を上回り、今年はそれをさらに上回る深刻な状況で自殺者数が増えているとのことだ。
コロナウイルスの子どもたちへの感染拡大は続いており、学校生活はもちろん日常の暮らしにおいても今年は例年以上に子どもたちを見守っていく必要があるとしている。
以下は、3keysの運営する相談サイトに届いた子どもたちからの声。
●「家に居場所がなく頼れる友人もいない。コロナで開いているお店も少なく行くあてがない。昨日も行くあてがなく夜に3時間も徘徊してしまった。どうすればいいのかよく分からない。」
●「なんだか、家族のことも、友達のことも、わからなくなってきました。自分がいなければ周りは幸せなのかと考えるようになりました。死にたい。でも、母は死ぬなら生きたぶんの金を返せと言いました…」
このような声が毎月100件以上届いているとのことだ。
3keysは、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して2009年より活動を開始。
虐待や貧困などの理由から児童養護施設で生活する子どもたちへの学習支援から活動をスタート、悩みを抱えながら相談する大人がいない子どもたちへの相談対応などにも取り組んでいるとのことだ。
今回のキャンペーンでは、つらい気持ちを抱えている子どもたちへ、不要品の寄付を通して人々のあたたかな気持ちを届けたいと考えているという。
■キャンペーン詳細
・対象期間
2021年9月10日~11月30日 期間中は寄付金が10%アップ
・対象商品
本、CD、DVD、おもちゃ、宝飾品、貴金属、バッグ、ブランド品、楽器、アウトドア用品など
・参加方法