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ローソンは、おでん容器に使用するプラスチックの削減を図る目的で、持参した蓋付きの容器で購入した利用客に、「おでん鍋割セール」として、店内販売する調理済みのおでん(セルフ販売を除く)を5個購入毎に39円引で販売すると発表した。
まずは、9月14日より、東京都、埼玉県、千葉県の約30店舗で開始し、その後10月より、全国のおでん展開予定のローソン店舗(ナチュラルローソン、ローソンストア100を除く)に拡大する予定であるという。
この「おでん鍋割セール」を実施する店舗では、専用の販促物を掲出し実施の告知を行うとしている。
また、コロナ禍により自宅で食事をする機会が増えている中で、本格的なおでんを気軽に楽しめるよう、9月8日からデリバリーサービスでのおでんの販売を一部店舗で開始すると発表した。
さらに、同日から、Uber Eatsのアプリで事前に注文すると、店内で調理したおでんや調理前のおでん種を店舗で待たずに受け取れる「お持ち帰り」サービスを、一部店舗で今回初めて導入するとのことだ。
なお、昨年同様、レジカウンター横にて展開するおでん鍋の前方には、飛沫防止用アクリル板ついたて“おでんシールド”を設置し、安全・安心な売場環境を整えるとしている(一部店舗を除く)。
【2021年度版のおでんのポイント】
① 調理前のおでん種を専用の販売パッケージで販売:8月31日より順次
・自宅で楽しみやすいよう、おでん種のパッケージを販売専用のものに変更。一つのパッケージ当たりの具材の数を少なくし、家族で楽しみやすい数にしたという。
また、一部商品を除いて、販売用パッケージのおでん種の価格は税込70円(1個あたり)に変更(例:「たまご3個入り」税込210円)。
レジカウンターで提供するおでんについては、昨年度と同じく税込90円で販売(一部商品を除く)。
・自宅にて手軽におでんを楽しめるよう、店頭の冷蔵商品ケース売場にておでん種の販売を実施。煮込むだけで簡単に本格的なおでんが味わえるとのことだ。
② デリバリーサービスでのおでん販売開始:9月8日より
・今回初めて、店内で調理済みのおでんや調理前のおでん種のUber Eats「お持ち帰り」サービスを、10店舗で導入。「お持ち帰り」は、Uber Eatsのアプリから事前に注文すると、店内で調理した出来立て商品などを店舗で受け取れる。
・店内で調理済みのおでんのデリバリー販売は、約10店舗で実施。
ローソンのおでんは、16時から23時の夕夜間の販売比率が約6割と高く、揚げ物惣菜やカット野菜、お酒などと一緒に、幅広い年代のユーザーが夕食やおつまみ用に購入されているという。
<ローソンのプラスチック削減取り組み(一部)>
・店内淹れたてコーヒー「MACHI café(マチカフェ)」のアイス用カップの紙容器への変更
・店内調理「まちかど厨房」の一部弁当の紙容器への変更
・ナチュラルローソンの一部店舗での量り売りの実施
・店内淹れたてコーヒー「MACHI café(マチカフェ)」でタンブラー購入を促進する割引セールを実施