一次産業の人材支援サービスを行うYUIMEは、農林水産業で働く人たちの課題を解決するため、「YUIME Japan(ゆいめじゃぱん)」をオープンしたことを発表した。

「YUIME Japan(ゆいめじゃぱん)」

YUIMEの人材支援サービスでは、一次産業の生産現場に労働力を派遣して、産地間同士を連携させる独自の体制を築くことで、現在150を超える全国の農家を支援し、月間300人以上のスタッフが現場で繁忙期の人材不足の問題解決をしているという。

活動を続ける中で、生産者の間で、情報や知識を共有するというカルチャーが根付いておらず、それぞれの現場で、情報格差が生まれている問題に直面。

そこで、YUIMEがこれまで人材支援を通じて支えてきた一次産業に対して、今度は、生産者が「今」知りたいと望んでいる情報や知識を提供することで、課題解決に導いていきたいという思いから、サービスの提供に至ったとしている。

情報や知識を共有する「YUIME Japan」

日本初となる一次産業を専門とした課題解決プラットフォーム「YUIME Japan」は、全国の農林水産業の従事者から課題を集め、コメンテーターとして参加している100名以上の専門家が月80件以上の課題を解決。

「お金」「ひと」「もの」「わざ」「売り方」「地域」の6カテゴリーを、さらに細かく4つのサブカテゴリーに分類し、一般的な悩みから専門的な課題まで、解決へと導くという。

さらに、編集部によるオリジナルコンテンツや、イベントへの参加、人材支援サービスの申し込みなど、ユーザーに役立つ機能が充実しているとのことだ。

「YUIME Japan」利用画面イメージ

会員登録は無料で、一次産業従事者、農業学校・水産学校の学生であれば誰でも気軽に使用可能。登録をすると、悩み相談のほか、コメントへの書き込み、専門家の解決コメントをすべて閲覧することができるとしている。

洗練されたデザインとUI/UXで、幅広い年代のユーザーが利用できるプラットフォームとのことだ。