ハワイ大学マノア校シャイドラービジネスカレッジ(以下、ハワイ大学)と日本航空株式会社(以下、JAL)は、「ハワイの魅力・価値を高め、次世代につながる持続可能な社会の実現」を目的とした、連携協定の覚書を締結したと発表した。

今後、両者はハワイにおけるイノベーション活動の協働やハワイ大学学生のJALグループへのインターン派遣による人財育成など、次世代につながる活動を積極的に行うという。

JAL、ハワイ大学マノア校と連携協定を締結

1. 目的

ハワイ在住者と訪問者の両者にとって今後も魅力的なハワイであり続けるため、観光分野にとどまらずハワイの魅力・価値を高めることを目指すとしている。

そのために、デジタル技術を活用したイノベーション活動を協働し促進することで、SDGsなど環境問題にも配慮したハワイの社会課題の解決に両者で取り組むとのことだ。

また、こうした取り組みやJALグループへのインターン派遣などを通じてハワイの将来を担う人財育成にも貢献していくという。

ハワイのイノベーション活動の協働やインターン派遣による人財育成を実施

2. 連携・協力事項

【ハワイにおける事業創造】
・社会課題や顧客価値向上につながる事業化を検討し、実証実験(PoC)などを協働。
・ハワイ観光アプリ「HAWAIICO」を活用し、MaaSなどに関するデータベースマーケティングの共同研究や、研究のアウトプットとなる事業検討を行うという。
・両者が参画する「TRUE」のネットワークなどを活用した、スタートアップ企業の活動を促進するイベントの開催や新規ビジネスの創造に取り組むとのことだ。

【ハワイにおける事業創造】

【人財育成】
・JALグループへのインターン派遣を行い、ハワイ大学の学生がさまざま企業活動に参画する機会を提供。
① シリコンバレー投資戦略室(アメリカ カリフォルニア州 サンマテオ市)
② JAL Innovation Lab(東京都 品川区)
③ JAL ハワイ支店(アメリカ ハワイ州 ダニエルKイノウエ空港内)

【人財育成】

創立以来70年の歴史を誇るハワイ大学とハワイ就航以来65年以上の歴史を持つJALの両者によるイノベーション活動と人財育成を通じて、ハワイの新たな魅力や価値の創出に貢献していくとのことだ。