神戸市は、16歳以上65歳未満の市民に対する新型コロナワクチン接種券の発送を6月24日(木)に完了予定と発表した。

6月22日(火)時点での神戸市民の1回目接種率は25.3%であり、全国平均(14.5%)を10.8ポイント上回るペースで接種が進んでいるという。

神戸市、16歳以上の全市民へ「接種券発送」完了 市民の1回目接種率は25.3%

 神戸市は、働く世代の声を受け、6月22日(火)から5か所の集団接種会場を新たに開設し、7月以降順次、さらに7か所の集団接種会場を開設予定とのことだ。

 働く世代のニーズに対応するため、平日・土日AM(10時~)や仕事帰りの時間帯(平日18時~21時)にも接種が可能にするとしている。

神戸市、16歳以上の全市民へ「接種券発送」完了 市民の1回目接種率は25.3%

その他、知的障害や精神障害、認知症の人など、通常の接種会場では接種が難しい人とその介護者(家族等)に対して、保護者同伴および個室での接種を実施(7月1日~)。

また、高齢者等で接種会場まで行けない人とその介護者・同居者に対して、自宅でワクチンが接種できるよう、医師や看護師で構成される巡回接種チームを派遣(6月22日~)。

やむを得ない事情(DV、ストーカー行為、児童・高齢者・障害者虐待など)により住民票住所地以外の場所に住む人で、手元に接種券が届かない場合は、神戸市への申請により指定の住所にワクチン接種券を送付できるとしている。

外国人については、市ホームページに外国人支援のための特設ページを開設し、マニュアルや動画で案内(6月24日~)。

予約手続きに関する電話相談を実施(11言語に対応)し、すべての集団接種会場、大規模接種会場に13言語対応の映像通訳システム(タブレット)を配備するとのことだ。