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東京お台場 大江戸温泉物語、9月5日に閉館 契約の最長期間延長認められず

全国で39の温泉旅館・温浴施設を運営する大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、2021年9月5日の営業をもち、「東京お台場 大江戸温泉物語」の営業を終了し閉館すると発表した。

東京お台場 大江戸温泉物語、9月5日に閉館

「東京お台場 大江戸温泉物語」は、江戸情緒の中でゆったりと温泉を楽しめるテーマパークとして2003年3月に開業し、18年の間多くの国内外の利用者に愛顧され、年間約100万人に利用される国内でも有数の施設となったとのことだ。

このように多くの人に親しまれた「東京お台場 大江戸温泉物語」であるが、東京都との事業用定期借地権設定契約が2021年12月に期限を迎えるため、閉館することになったとのことだ。

同社は、創業の地である「東京お台場 大江戸温泉物語」の営業を継続するための様々な方策を検討し、また模索してきたという。

しかし、契約締結当時の借地借家法では、契約の最長期間は20年で延長が認められず、残念ながら再契約も叶わなかったため、建物を解体撤去し更地にしたうえで土地を返還する必要があることから、9月5日をもち、営業を終了する運びとなったとのことだ。

「東京お台場 大江戸温泉物語」は閉館するが、同社は今後も、全国で運営する38の温泉旅館・温浴施設を通じ、より多くのユーザーへ心地よい温泉と美味しいバイキング料理、そしてかけがえのない思い出を届けられるよう、日々努力していくとしている。

なお、閉館日までのイベントや販売済みの前売入場券等の取り扱いについては、後日同社ホームページで案内するとのことだ。

また同社は、「お客様及び関係者の皆様からのこれまでのご支援・ご声援には感謝の言葉もございません。最終営業日まで何卒よろしくお願い申し上げます」と述べている。

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