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学情は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施し、結果を公表した。
入社先の企業に「テレワーク」の制度があったら「利用したい」「どちらかと言えば利用したい」が82.4%
入社先の企業に「テレワーク」の制度があった場合、「テレワーク」の制度を「利用したい」と回答した学生が58.7%に上った。
「どちらかと言えば利用したい」と回答した学生と合わせると、82.4%の学生が、制度があれば「テレワーク」をしたいと考えていることが分かったとのことだ。
「コロナ禍が続く場合、出社と並行してテレワークもできると安心だと思う」「通勤時間がなくなれば、仕事に使える時間が増えると思う」などの声が挙がった。
一方、「テレワーク」の制度を「利用したくない」「どちらかと言えば利用したくない」と回答した学生からは、「テレワークだけでは、上手く伝わらないこともあると思う。先輩が入社してすぐにテレワークになり、苦労しているという話も聞いている」「上司や先輩に相談をしたり、アドバイスをもらうのが難しそう」といった声が寄せられた。
「テレワーク」を実施したい頻度は「週に3~4回」が33.2%で最多
入社先の企業での「テレワーク」実施頻度について、「週に3~4回」が33.2%で最多となった。次いで、「週に1~2回」が27.4%で続いた。
「毎日」の回答は13.8%に留まり、「テレワークだけでなく、出社の機会もあるほうが、モチベーションも維持できると思う」「対面でコミュニケーションを取れる機会があったほうが、質問や相談もしやすい」といった声が挙がったという。
また、「入社後、仕事に慣れてから実施したい」と回答した学生も、19.1%に上った。
「業務に慣れ、会社の雰囲気を掴めるまでは、対面でコミュニケーションを取りたい」「新入社員のときから、テレワークで仕事を進められるのか不安を感じている」などの声が寄せられており、入社してすぐに「テレワーク」を実施することに不安を感じる学生が多いことが分かったとのことだ。
「テレワーク」のイメージは「柔軟な働き方ができそう」が最多
「テレワーク」のイメージで近いものは、「柔軟な働き方ができそう」が61.5%で最多。次いで、「住む場所の自由度が高くなりそう」52.8%と続いた。
上位2項目は、ポジティブな回答が並んだものの、3番目に回答を集めたのは「上司や同僚とのコミュニケーションが難しそう」45.1%。
同社は「働き方」や「住む場所」を柔軟に選択できることに好感を持つ学生が多いものの、「コミュニケーション」の面では不安や課題を感じる学生が多いと推察している。
<調査概要>
・調査対象:「あさがくナビ2022(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2021年5月17日~2021年6月8日
・有効回答数:482名