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近年「パラレルワーカー」を始めとした従来型の働き方ではなく、新しい働き方が注目を集めてきている。その根底にある考え方の一つがリカレント教育だろう。教育機関を卒業した社会人が新しいスキルや考え方を学び続けるという考え方だ。
従来型のキャリア選択以外にも多様な選択肢が出てきており、時代の流れに乗るためにも新しい考え方やスキルの選択は重要だ。その中でオンライン動画学習サイトSchooは現代人に必須の3領域を中心に学び続けられる仕組みの提供を開始した。
Schooとは
Schooは仕事に活かせる「スキル」が学べるオンライン動画学習サイト。プログラミングやwebデザインなどを第一線で活躍中のプロフェッショナルが「先生」として登壇してオンラインで授業を受ける。
Schooの特長は「参加型生放送」で授業は日々開講されており、受講生同士や先生と生放送中にチャット機能を使って直接質問や対話をすることができる。生放送の授業は終了後「録画授業」としていつでもどこでも無制限に受講が可能だ。
現在はビジネススキルから趣味まで約4,600本の動画が配信されている。
『Schoo(スクー)』がより深い学びを実践するために働き方・お金・健康の3領域のコミュニティ機能をリリース
Schooはテクノロジーの大幅な変化によって大人になっても学び続けることのできる時代を作るため、生放送コミュニケーションサービスの提供を2012年から開始した。このサービスの中で様々なスキルや考え方の動画や生配信が提供された。
今後の展開としてはコンテンツ強化に加えて新しく「働き方」・「お金」・「健康」の3領域に注力していくことを決めた。また3領域にコミュニティ機能を追加しユーザー同士で学び続けることのできる仕組みづくりを作るのが狙いだ。
すでに授業は開始されており、働き方には「フリーランス」や「パラレルワーク」を中心として様々な働き方・実際に新しいはたき方を行う人から情報やスキルアップ講座などを受講することができる。
お金の分野では近年の金融リテラシーの注目に伴い、適切な資産運用を学ぶことのできることの講座を始めとして、お金の基本や実際に投資を行って成果を追体験するドキュメンタリー番組なども配信が開始されている。
健康分野は長生きだけではなく、本当に望んでいる健康で楽しく生きるためのコツなどを講義で行っている。日々の栄養管理・フィットネスを始めとして、心の健康を維持するためにメンタルヘルスの講義も予定されている。
リカレント教育調査
このように時代の変化とともに働き方やキャリア選択の幅も広がりを見せており、生涯を通じて学び続けるリカレント教育が注目されている。新しいキャリアの代表格としてはフリーランスにパラレルワーカーだろう。
実際にエン・ジャパンが実施したパラレルキャリア意識調査によれば「パラレルワークの考え方に共感できる」という人は9割にも登る一方、「実際に活動している」と回答した人は26%にとどまった。
このような新しいキャリアを目指すためにも注目されているのがリカレント教育であり、同社が運営するミドル世代のための転職サイト「ミドルの転職」上で35歳以上のユーザーを対象にアンケートを実施したところ90%が「今後リカレント教育を受けたい」と回答した。
リカレント教育を受けたい方が関心を持ったきっかけは第1位「今後の人生を有意義にするため」(67%)、同率で第2位「教養を深めるため」、「就職や転職のために必要性を感じたため」(51%)だった。
そして、リカレント教育を受ける上での課題をきくと、第1位「学費や受講料の負担が大きい」(73%)、第2位「勤務時間が長くて十分な時間がない」(48%)、第3位「職を離れることによるキャリアの断絶が怖い」(24%)だった。
リカレント教育で広がる新しいキャリアへの道
今後もリカレント教育の考え方は、キャリア選択に加えて人生を有意義に過ごすためにも重要視されるだろう。その中でSchooのように動画でいつでもどこでも学ぶことができれば、リカレント教育の課題である時間と金額をクリアすることが可能だ。
10年後には「パラレルワーカー」が当たり前の時代に突入して来るかもしれない。そうなった際には自身のスキル向上はもちろんのことだが、学びを深め合える仲間が必要になってくるだろう。
Schooのコミュニティ機能は両方を叶える良いきっかけになることだろう。
img:PR TIMES