キャリアデザインセンターが運営するWebマガジン『Woman type』は、サイトオープン10周年記念特集ページを公開し、その中で、20~30代の働く女性127名を対象に実施した「お金と仕事」に関するアンケート調査結果をリリースした。
飲食、娯楽施設、百貨店などの営業の自粛や、消費者ニーズの変化などが影響し、仕事や収入に変化が生じた女性は少なくなく、アンケート調査によると、4割以上の女性がコロナ禍に「年収が減った」と回答した。
また、コロナ禍によってお金に対する不安を感じるようになった人は8割を超え、年収減を経験した人の中には減少分を補うために対策を講じている人も約6割いることが分かったという。
収入減への対策として最も多かったのは「副業を始めた」となった。
本業でよりいっそう成果を出したり、昇進・昇格を目指そうとするよりも、「株・投資を始める」など収入源を増やし、副収入を得ようとする女性が数で上回る結果になったとのことだ。
「将来のお金」に不安があるかどうかを問うと、9割以上の女性が「不安がある」と回答した。
理由は、「貯金がない」「収入が少ない」などの選択肢に多く票が集まった他、「稼げる自信がない」「手に職がない」といった不安が上がった。
コロナ禍の年収減への対策で「株・投資を始めた」という回答も見られたが、長期的にお金を稼ぐ・貯める・増やすことを効率的に行っていくための「知識が足りない」ことへの不安を感じている人たちもいるようだと同社は推測している。
<調査概要>
調査方法:20~39歳の女性へのWebアンケート(クラウドワークス)
調査期間:2021年5月12日~14日
有効回答者数:127名