スマートニュースは5月12日、利用者の新型コロナワクチン接種時期に通知を届ける「ワクチンアラーム」と、利用者の住んでいる地域の接種施設を地図で表示し、かかりつけ医の予約開始時に知らせる「ワクチンマップ」の二つの新機能について、新型コロナワクチンチャンネル上で4月13日に提供を開始してから約1か月の5月11日時点で、利用者数が200万人に達したことを発表した。
同社では、利用者へワクチン接種の適切な情報取得をサポートするため、自分がいつどこでワクチンを接種できるかが分かり、接種施設が予約できるかなどを知らせる新型コロナワクチンチャンネルを4月13日に開設し、各種機能の提供を開始。
新型コロナワクチンは、4月12日に65歳以上への接種が開始されたが、全国の接種施設で予約が可能な施設は1割に満たない状況であるという(全国37,476施設中、予約可能は2,450施設。5月11日時点、スマートニュース調べ)。
全国の自治体コールセンターでは、ワクチン接種の予約に関する問い合わせが集中しているところもあり、また一部地域では、固定電話が一時的につながりにくくなる事態が起きるなど、社会的な課題となっているとのことだ。
同社では、ワクチンアラームやワクチンマップの提供を通じて、利用者がいつどこでワクチンを接種できるかをわかりやすく知らせ、自治体への問い合わせを少しでも減らしたいと考えているとのことだ。
各機能の詳細は以下。
●接種時期の目安が分かる&通知が届く「ワクチンアラーム」
居住地や生年月日などの項目に答えると、全国1,741の市区町村が発表した情報を基に、ワクチン接種時期の目安を表示するとのことだ。
また接種時期が訪れると通知にて知らせるという。利用者は、接種時期の目安を事前に確認できるため、安心して待つことができる。同社では、この機能を自治体への問合せを減らす一助にしたいと考えているとしている。
●接種施設を地図で表示&かかりつけ医の予約開始時に通知が届く「ワクチンマップ」
自治体や医療機関が公表した情報を基に、全国約3万7,000か所のワクチン接種施設・医療機関を予約可否の情報と共に地図上に表示。今後、ワクチンの個別接種も本格的に進む中、一部地域の医師会からは、かかりつけ医(主治医)での接種を呼びかける声も上がっているとのことだ。
ワクチンマップでは、かかりつけの医療機関を指定して、予約が可能になったら通知を受け取ることもできるという。
同社では、この機能を通じて、医療機関への不必要な問い合わせを少しでも減らし、円滑なワクチン接種に貢献したいと考えているとのことだ。
同機能を使った利用者からは、「ワクチンアラーム登録しておいた方がよさそう。プッシュ通知で教えてくれるのは助かる」「ワクチンマップで親のかかりつけ医が予約可能となっていた。近所の知っている先生のところで少しでも不安が少ない方がいいね」といったコメントが寄せられているとのことだ。
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