TikTok For Businessは、オンライン運用型広告プラットフォームから、縦型全画面・サウンドオンの広告クリエイティブを活用し、なおかつ、インスタントフォームを使用することで、効果的にリード(見込み顧客)を獲得する「TikTokリード広告」の提供を開始したと発表した。
企業やブランドは「TikTokリード広告」を利用することで、見込み顧客をより簡単に増やすことができ、関連性があり、魅力的な製品やサービスの情報を彼らに共有することができるという。
TikTokは、企業やブランドが動画コンテンツを活用することで顧客を獲得し、収益に繋げることができるプラットフォーム。
今回、提供を開始した「TikTokリード広告」は、オンライン運用型広告プラットフォーム「TikTok For Business」のインフィード広告の一つ。広告に興味を持ったユーザーに対して、必要項目をフォームに入力してもらい、リードを獲得することができるとのことだ。
ユーザーは、広告で紹介されている製品やサービスに興味を持った場合、フォームに情報を入力し、より詳細な情報を受け取るか選ぶことができる。
ユーザーがフォームに入力する情報(氏名、メールアドレス、住所、電話番号など)は、TikTokに提供している基本情報から自動的に入力することも選択できるため、ユーザーにとっても簡単に入力できるとしている。
このように、「TikTokリード広告」では、シームレスな体験をユーザーに提供できるため、潜在顧客を効果的なリードに変えられるという。
また、企業にとってフォームの情報は、製品やサービスに興味を持っているユーザーに適切なアプローチをするために不可欠な情報。「TikTokリード広告」では、複数のユーザーセグメントに最適なメッセージをカスタマイズして作成することが可能であるとのことだ。
TikTokリード広告のメリット
1. より高いCV(コンバージョン)率を達成
ユーザーにとってフォーム入力は面倒だと思われ、離脱率が高まる可能性があるが、「TikTokリード広告」のインスタントフォームは、従来のLPよりも読み込みが速く、事前に取得している情報は自動入力されるため、より高いCV(コンバージョン)率を達成することができる。
2. カスタマイズ可能なメッセージデザイン
雑然とした広告環境でリードを獲得するのは困難であるが、カスタマイズ可能なメッセージデザインにより、広告主はより関連性の高いフォームの質問を設定できるため、ユーザーの関心を高め、親和性の高い見込み顧客を獲得することが可能となる。
3. ワンクリックで全てのリードをエクスポート
見込み顧客は時間の経過とともに減少するため、迅速な対応が必要。全てのリードはワンクリックでエクスポートできるため、マーケティングのための実用的なデータポイントをより効率的に掴むことができる。
プライバシー通知により、ユーザーの安全と信頼を確保
「TikTokリード広告」では、ユーザーがTikTokに情報を送信する際、ユーザーの情報を収集していることを示すプライバシー通知が表示される。このポップアップ通知には、TikTokのプライバシーポリシーと広告主のプライバシーポリシーの両方がリンクされているとのことだ。
自動入力されるリード生成で収集された個人情報は、広告主のみがアクセスでき、ユーザーはいつでも情報を編集したり、広告から退出することができる。TikTokコミュニティのデータプライバシーに関しては、常にユーザーの選択が第一となっているとしている。
TikTok For Businessでは、ユーザーとより深くつながるためのシームレスな機会を提供し、企業をサポートすることと、コミュニティが快適で安全なプラットフォームであることが最も重要だと考えているという。
そのため、同社ではプラットフォーム、ポリシー、広告商品を常に強化し、企業が製品やサービスの魅力を伝えられるようにする一方で、コミュニティの情報を保護し、プラットフォームとユーザーのデータを安全に保つよう心がけているとのことだ。