学情は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために、アンケート調査を実施。

今回、「週休3日制」に関して調査。「週休3日制」の利用については、「給与が維持されるなら利用したい」が69.4%で最多。「給与が減っても利用したい」の回答が20.4%で続き、89.8%は「週休3日制」の利用に前向きであることが分かった。

詳しい調査結果は以下。

(1)「週休3日制」は「給与が維持されるのであれば利用したい」の回答が69.4%で最多

「週休3日制」の利用については、「給与が維持されるなら利用したい」が69.4%で最多。「給与が減っても利用したい」の回答が20.4%で続き、89.8%は「週休3日制」の利用に前向きであることが分かった。

「利用したい」とした20代からは、「リフレッシュする時間を確保できれば、より効率的に働くことができそう」「ライフステージに変化があっても、働き続けることができそう」「副業や資格の勉強などに時間を使えそう」などの声が挙がったという。

一方、「給与や賞与カットにつながるのであれば利用したくない」「20代は、仕事を覚えたり、スキルを習得する期間だと思う。将来的には利用を検討したいものの、今は積極的に利用しようとは思わない」と言った声も寄せられている。

(2)「週休3日制」が導入されたら取り組みたいこと1位は「自分の時間の確保」、2位は「スキルアップのための勉強」

「週休3日制」が導入されたら取り組みたいこと1位は、「趣味など自分の時間の確保」が66.0%。次いで2位は、「資格取得やスキルアップのための勉強」58.1%が続く。

テレワークの実施により、注目が高まっている「副業やインターンシップ」に取り組みたいという回答は、32.2%。

(3)「週休3日制」を導入している企業に持つイメージは「柔軟な働き方ができそう」が60.7%で最多

「週休3日制」を導入している企業に持つイメージは、「柔軟な働き方ができそう」が60.7%で最多。次いで、「ライフステージに変化があっても働き続けることができそう」34.4%、「副業など、本業以外の仕事にも挑戦しやすそう」33.4%と続いた。

好意的なイメージの回答が上位を占めた一方、「給与カットにならないか不安」「休みを増やせば、生産性が上がるわけではないと思う。生産性を高める取り組みとセットで検討するべきだと思う」と言う指摘もあったとのことだ。

【調査概要】
調査対象:[20代専門]転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者
調査方法:「Re就活」にアクセスしたサイト来訪者に、アンケートのポップアップを表示
調査期間:2021年3月25日~2021年4月2日
有効回答数:494名

<参考>
Re就活登録会員対象 20代の仕事観・転職意識に関するアンケート調査(週休3日制) 2021年4月版