アパホテルネットワークとして全国最大の663ホテル102,555室(海外、FC、パートナーホテルを含む)を展開する総合都市開発のアパグループは、大阪市の「西鉄イン心斎橋」の取得を決定したと発表した。
同ホテルは、地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋駅」、地下鉄四ツ橋線「四ツ橋駅」より徒歩3分、地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋駅」より徒歩6分に位置したホテル。
全客室に40型液晶テレビ、事務所並みの明るさとなるシーリング照明を設置、通信速度とセキュリティの面で優れたWi-Fi無料接続、BBCワールドニュース無料放映、VODの無料サービス、ベッド寝具をデュベ仕様(高級羽毛布団)への変更などを行い、滞在中の満足度を高め、顧客満足度向上に繋げていくという。
またフロントには、アプリチェックイン専用機を設置、アパ直(公式サイト、アパアプリ)にて事前にクレジットカード決済をするアプリチェックイン(前日15時からスマートフォンでチェックインができ、部屋選択や部屋のアップグレードも可能)を行うことで、当日のチェックイン手続きが大幅に簡素化することが可能。
同ホテルは、2021年4月30日よりアパホテル〈なんば北 心斎橋駅前〉としてオープンを予定し、アパホテル株式会社が運営にあたるとしている。
オープン後は、営業を続けながら、2室の増室工事を行うほかホテル館内外のリニューアルとアパホテル標準客室仕様の導入をさらに進め、グランドオープンを迎えられるよう進める方針を示している。
現在、FC、建築・設計中、リブランド予定を含め、大阪市内のアパホテルは25ホテル11,017室、大阪府下においては28ホテル11,365室を展開している。3月30日には、先般取得した「新大阪駅」徒歩2分に位置する全400室・32階建てのタワーホテルをアパホテル〈新大阪駅タワー〉として開業予定。
また、2025年に開催が決定した大阪万博による需要の拡大を見込み、大阪エリアにおいて大型ホテルの開発に注力しており、アパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉(34階建・全1,704室・2023年1月開業予定)の建設工事に着手したほか、アパホテル&リゾート〈大阪難波駅タワー〉(40階建・全2,060室・2024年夏開業予定)を建設計画中とのことだ。