ENEOSは、「ENEOS電機」でユーザーが使用する電気を、実質再生可能エネルギー100%とするオプションサービス「EV・PHEV・FCV向けCO₂フリー特約Ⅰ」の申込受付を開始したと発表した。

同サービスは、ユーザーが使用する電気を、非化石証書の使用によって実質的に再生可能エネルギー由来とみなすことができるオプションメニュー。

2020年12月21日以降にEV・PHEV・FCVを新車新規登録または新車新規検査届出されたユーザーに限り、「ENEOSでんき」に付帯して利用可能であるという。

なお、同サービスにおいては、同社要請に基づきユーザーが使用する電力負荷の調整に協力することを条件に、再生可能エネルギー由来の電気に係る追加料金なく、「ENEOSでんき」の利用プランと同じ料金で提供するとのことだ。

現在「ENEOSでんき」を契約しているユーザーも、新規で契約する人も付帯可能となる。

2020年12月21日以降にEV・PHEV・FCVを購入のユーザーは、同サービスに申込むことで、環境省が実施する「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」補助事業の一つである、EV・PHEV・FCV購入者向け補助金を申請することができるという。

グループ長期ビジョンにおいて、2040年時点でのカーボンニュートラルを掲げる同社は、環境省「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」を通じて、再生可能エネルギーの普及と低炭素・循環型社会の実現に貢献していくとのことだ。

同社は今後も、電気事業において掲げる「顧客の様々なニーズに対応した電力サービス」の展開を目指すとともに、多くのユーザーに「ENEOSでんき」のおトクを実感できるよう様々な施策を展開していくとしている。