JX通信社は、フジテレビジョンの運営する「FNNプライムオンライン」に対して、同社FASTALERT APIを通じた新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のデータ提供を開始した。

これにより、FNNプライムオンラインを利用中のユーザーは、同社が提供する新型コロナウイルス感染症の最新の感染状況の情報を確認できるようになるという。

現在、新型コロナウイルス感染症の感染者数などをめぐるデータは、厚生労働省や全国の都道府県などの自治体などによって発表されているが、発表主体により情報公開のタイミングや情報の粒度が異なるうえ、感染者数自体が急増しているため、リアルタイムで正確な感染状況を確認することが困難になっているという。

同社で提供するAI緊急情報収集サービス「FASTALERT」では、新型コロナウイルス感染症における最新の感染状況をデータから定性的情報まで幅広く収集しており、同社はこのデータを広く感染拡大防止に役立てるため、様々な企業にAPIを通じて提供している。

今後も同社独自の情報収集・配信のテクノロジーを活用し、リアルタイムで正確な感染状況データを収集、発信していくとのことだ。