デジタルバンキングプラットフォームのプロバイダーであるBackbase Japan(以下、バックベース)は、日本マイクロソフトが新たに開始するフィンテック・インシュアテック領域のプログラム「Microsoft Enterprise Accelerator – Fintech/Insurtech」に、パートナー企業として参画することを発表した。
同プログラムは、バックベースを含むパートナー企業と日本マイクロソフトが連携して実施するフィンテック・インシュアテック領域のプログラムで、新たな収益源確保に向けて、金融機関が喫緊の課題として取り組むデジタル改革の支援を目的としている。
このプログラムを通して、バックベースは日本マイクロソフトのクラウドソリューションであるAzureと連携し、Baas(バンキング・アズ・ア・サービス)ソリューションを日本にも提供していく計画とのことだ。
バックベースは、世界の金融機関向けにデジタルバンキングプラットフォームを提供するグローバル企業で、シティバンクやHSBC、 バークレイズ、ゴールドマン・サックスなどを含む150以上の大手金融機関へのサービス導入実績を持つ。
バックベースは提供する一連のデジタルバンキング・ソリューションを通じて、数十年前のレガシーシステムを採用している既存の銀行がデジタルトランスフォーメーションを加速し、完全なデジタル化への可能性を最大限に達成できるよう、サポートするという。
2020年9月には日本法人を設立し、日本国内のデジタルバンキング・ソリューション事業を加速させている。
バックベースの日本法人責任者(日本カントリーディレクター)を務めるジェイソン・リー氏は、以下のように述べている。
「新型コロナウイルスのパンデミックにより、デジタルトランスフォーメーションが加速している今、銀行や金融機関においてもデジタル化の可能性を拓き、包括的なソリューション、及び一元化したオムニチャンネルのユーザー体験を提供することが極めて重要になりました。
最高水準のテクノロジーとデジタルバンキングに関する深い専門知識を持つバックベースは、本プログラムを通じて、日本マイクロソフトの持つ画期的な最新テクノロジーを活用でき、弊社の金融機関のお客様に、より一層質の高いデジタルバンキングサービスをご提供できることを、大変嬉しく思います」