ドワンゴは、2021年4月に予定している「ニコニコ」の超巨大イベント「ニコニコ超会議2021」の千葉・幕張メッセでの開催を中止とし、「ニコニコネット超会議2021」としてオンライン開催することを発表した。
あわせて開催日程を予定の2021年4月18日~25日から、4月24日~5月1日に変更するという。
“リアルとネットの融合”をテーマに2012年より毎年開催している「ニコニコ超会議」。
昨年4月の「ニコニコ超会議2020」は、新型コロナウイルスの影響により初のネット開催へ移行し、同年8月には夏のネット超会議も開催した。
8日間にわたる同イベントのネット来場者数は、4月1638万人、8月1773万人を記録し、ユーザー発案企画も100以上集まるなど成功を収めている。
10年目の節目となる今年は、イベントのさらなる拡充を目指し、最初の6日間はネット開催、最後の2日間は幕張メッセを会場としたリアル開催とする新たなニコニコ超会議の形を予定していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の不確実性を鑑みて、いち早くネット開催へ移行し、過去2回の経験を活かしながら、より進化したネット超会議としてユーザー楽しんでもらえるよう関係各社とともに準備を進めていくという。なお、開催内容の詳細につきましては後日、ニコニコ生放送での発表を予定しているとのことだ。
ドワンゴ代表取締役社長 夏野剛氏は以下のように述べている。
「2012年からリアルイベントとして成長を続けてきた「ニコニコ超会議」は、コロナ禍に見舞われた昨年もネット開催を通して、より強く、より熱いイベントへと進化してきました。
いまだ新型コロナウイルスの終息が見えず、ますますオンライン中心のコミュニケーションが拡がる中、人のぬくもりや熱量を感じられるニコニコの強みを最大限に活かし、10年という節目の年にふさわしい超会議をつくっていきたいと思います。
新たな1歩を踏みだした「ニコニコネット超会議2021」、ぜひ楽しみにしていてください。」