ローソンは、12月23日～25日のクリスマスの時期に合わせ、一般社団法人全国フードバンク推進協議会および京都府が開設している「きょうとフードセンター」を通じて、食品の支援を必要としている全国各地の家庭やこども食堂・児童養護施設・障がい者福祉施設などに、店頭で予約販売しているクリスマスケーキ「和栗のモンブラン」の全数のうち、余剰となった76個を寄贈すると発表した。

この数は「和栗のモンブラン」製造数の約0.6％にあたるとのことだ。

予約販売のクリスマスケーキの一部には予約終了前に製造するものがあり、それらの商品は、前年実績や日々の予約状況から製造数量を調整しているものの一部余剰となってしまうことがあるという。

今回の取り組みでは、従来は物流センターにおいて廃棄となっていたクリスマスケーキを、クリスマスの時期に合わせて東京都、京都府、滋賀県、熊本県のフードバンク4団体に寄贈。その後、対象の家庭や施設などに届けるとのことだ。

今回の取り組みは、ローソンのクリスマスケーキで楽しいクリスマスを過ごしてほしいといった想いから、メーカーや物流センターの協力のもと実現。

同時に、消費期限は残っているものの店舗への納品期限を迎えてしまったローソンのプライベートブランド「プレミアムハンバーグ」3,840個を、12月24日、25日に全国のフードバンク9団体へ寄贈する予定としている。

ローソンでは、これまでも「一般社団法人全国フードバンク推進協議会」および京都府が開設している「きょうとフードセンター」と連携し、支援を必要としている家庭に向けて菓子や加工食品などの賞味期限の長い商品の寄贈を実施してきた。

なお、季節行事の予約商品を寄贈するのは今回が初めて。

今後もこうした取組みを継続し、食品の有効活用と食品ロス削減につなげていくとしている。

同取組みはSDGsの「食品ロス削減・子供の貧困などの社会的課題解決への寄与」を目的にしたものであるとのことだ。

ローソンは今後も、関連する企業や団体とのパートナーシップなどにより、食品ロス削減・子供の貧困解決などSDGsの達成に取り組んでいくとしている。