フューチャーセッションズは、現在またはアフターコロナを見越した「オフィスの在り方」を考えるプログラムの提供を開始すると発表した。
「リアルワークプレイス」と「リモートワークプレイス」の2つが混在することになるであろう今後のオフィスについて、どのように設計していくかを考える必要性が高まっている。
同時に、コロナにより急遽対応した「リモートワークプレイス」がしばらく続くことが予測されるなかで、そのリモートワークプレイスをいかに活性化していくかも、各企業においての悩みとなっている。
今回開発したプログラムは、「リアルワークプレイス」の今後について、企業横断で学び合い、オフィス戦略の全体像を構想する共同セミナー型と、「リモートワークプレイス」をより活性化するための社内の仕組みを考える1社型の2パターンあるという。
自社の課題に合わせて「これからのオフィス」を考えられる内容となっており、いずれもオンラインで提供するとのことだ。
1.「リアルワークプレイス」を起点に「今後のオフィス」を考えるプログラム
リアルのオフィスを起点に、今後オフィスに求められる要件、リモートワークとの理想的な混在の仕方などを検討し、他社事例からも学ぶプログラム。
また、先端オフィス企業として、デジタルハリウッド大学、ミクル、ほか数社に協力をもらい、事例紹介等を行うという。
・対象者
・ウィズ/アフターコロナのオフィスの持ち方について悩んでいる企業、自治体
・コロナをきっかけに自組織(全社/部門)の働き方、オフィスを進化させたい企業、自治体
・プログラム内容(例)
・プログラムで得られるもの
・先進組織からのオフィス、コミュニティ、企業文化に関する洞察
・アドバイザー(京都工芸繊維大学 仲隆介教授)と連携したオフィス戦略フレーム
・自組織に展開可能なオフィス方針
2.リモートワークプレイスの活性化をはかるプログラム
リモートワーク文化の醸成、構築を支援する3時間のプログラム。
自社にあった形のリモートワーク文化を参加者全員で構想し、自分たちが目指す「理想のリモートワーク」への変容を目指す。
・対象者
・働き方をリモートワークに移行したが、社員が適応できているか不安な企業・部門マネージャー
・リモートワークへの移行を機に組織文化を見直したい企業
・これからの時代の働きかたを考えたい企業
・プログラム内容(例)
3つのステップを踏みながら、自社の理想のリモートワークを考える。
1. これまでのオフィス&現リモートワークを評価する
(ワーク例)
2. 理想のリモートワーク文化を構想する
3. 自分たちに理想を実現するための仕組み(ツール×ルール)を検討する
・プログラムで得られるもの
・参加者によるこれまでのリアルオフィスの評価
・参加者の理想とするリモートワーク文化の試作
・理想とする文化を実現する企画案