スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」では、日本時間12月13日に最終戦アブダビグランプリの決勝が行われるFORMULA1®の2020年シーズンを振り返るレビューショーなど、シーズン終了後もモータースポーツ関連のコンテンツを続々と配信すると発表した。
2020年のFORMULA1は、70周年のメモリアルイヤーで過去最多の22戦が行われる予定であったが、世界を襲った新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ヨーロッパ数か国を転戦する形で全17戦を実施。
8月にはイギリスのシルバーストーンサーキットを舞台に70周年記念グランプリを開催して多くのファンを喜ばせたという。
そんな異例のシーズンの中、ホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルがコンストラクターズ部門で2位に入り存在感を示してくれたとのことだ。
ドライバーズチャンピオン争いでは、ルイス・ハミルトン選手が今シーズンも強さを発揮し、4連覇・7度目の年間王者に輝いた。
また、日本人ファンの注目を集めたのは、小林可夢偉以来7年ぶりの日本人ドライバーになることが確実視されている角田裕毅選手の存在であるという。
今季の主戦場であったFIA-F2では、全12戦で4度のポールポジションを獲得し3度優勝に輝き、総合でも3位という好成績を残した。ホンダのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、成長著しい角田選手を11月のテスト走行でドライバーとして起用し、フランツ・トスト代表から好感触を得られたとしている。
さらに、2020年シーズン最終戦となるアブダビグランプリ終了後、ヤングドライバーテストに参加することも正式決定。来季シートを獲得する可能性はより高まっているとのことだ。
DAZNでは、さまざまな出来事があった2020年シーズンを、おなじみのレビューショー『F1™ LAB』のスペシャル版として振り返っていくという。
小倉茂徳氏、田中健一氏の解説とともに、激動の1年を総括していき、その他、角田選手にフォーカスをあてた特集番組や2輪ロードレース界のスーパースターでレプソルホンダ所属のマルク・マルケスのレーシング人生に迫るモータースポーツファン必見のドキュメンタリーなども配信するとのことだ。
今後もDAZNでは、来年以降も白熱したレースが予想されるFORMULA1を中心に、モータースポーツの魅力が詰まったファン必見のコンテンツを届けるとしている。